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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2014年4月21日(月)

23.日々の臨床から


ラッパ水仙が眩しい…


まるで対話してるよう…

夜尿症の子が、ほぼ同時刻に5人来ました。内ひとりは新患さんです。全員、小学生の男子…

夜尿症は、オシッコが漏れないように、しっかり締め、固めてくれるはずの、「腎の気」が弱った為に起こる。つまり「腎気不固」これが、基本です。

何故、尿の蛇口にもなる腎の気が弱るのかは、人それぞれです。

ですから、使うツボもそれぞれ違います。

新患さんのお母さん、お顔が硬直して厳しい…

「お母さん、治るから安心して下さいね。」と伝えると、相好が崩れました。

お母さんの不安、心配を軽くしてあげることが、先ずは、大切なのでは。

2014年4月19日(土)

22.日々の臨床から

様々な人の人格が共生してた方…

鍼をしていくうちに、頻繁に出てきた最後の一人が居なくなりました。と。。。

先生、消えてしまって淋しいです。と言われますが、

きっと、消えたのでは無くて、二人が一人に合体したんですよ。とお伝えしました。

多くの精神的な症状は、自分を守る為のひとつの手段です。

もう一人の自分が現れなくても、大丈夫だからひとつになったのでしょう。ね。

2014年4月17日(木)

21.日々の臨床から


自然の黄色には真の明るさが。

往診に行った時の事。患者さんの弾丸トークが止まりません。2時間以上喋りっ放し…。

今、心身の不調で外に出れず、様々、うっ積した思いが沢山あるのです。

私は、そうなんだ、うんうんと、ただ相づちを返すだけ。。。

話しの中には、恨み辛みが一杯詰まってますが、それを聞いてる私は、不思議と疲れを感じません。抵抗無しです。

笑った時、赤ちゃんの様な無垢な目を持ってる…そんな患者さんだからでしょうか。

2014年4月15日(火)

20.日々の臨床から


この季節、山ツツジが美しい西宮

朝起きてから、ひどい吐き気、割れるような頭痛、悪寒という症状の方。

脈は痛さの為か、伏脈であまり触れない。

前日に、湯冷めをして寒い思いをした上に、数日に渡る過食。。。

寒邪を散らし、胃の気逆を下げるツボ。何処かしらと考え、体表観察を。

そこで、「申脈」というツボに多壮灸をすると、みるみるうちに、頭痛、悪寒、吐き気が無くなった。それっきり。

これもひとつの方法でした。

2014年4月13日(日)

19.日々の臨床から

よく患者さんが、「感情が動いてるわけでは無いのに、鍼をすると涙が出ます」と言われます。

また鍼の後、患者さんのお顔が、晴れやかになっています。

ご本人が気付くかどうかは別にして、身体から、心、もっと深層の魂の部分まで届き、動かす作用が鍼にはあるのでしょう。

痛みや症状が取れるだけでない効果…

鍼は不思議です。

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