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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2014年5月23日(金)

35.医療のあり方


この~木何の木気になる木です


高さ25m、幅40m、樹齢130年!

病院に行くたびに、医療のあり方を考えさせられます。

人それぞれの病状、年齢、バックボーン、色々有るものの…

人はいつかは皆、早かれ遅かれ、何らかの形で死を迎えます。

如何にして死を迎えるか…希望はあっても、全く予測出来ないです。

病気になりたくてなってる人は1人もいませんので。

だからこそ、もし病に倒れても、本人が納得し、安心し、有難いと、思えるものを提供してあげるべきです。

第一に苦しくない医療。第二にその人に合った真心の医療。。。柔軟に。

様々な改革が必要ですが、生涯かけて目指したいですね。

2014年5月21日(水)

34.風通し良く

徹底して風通しを良くすることが、人を守ることに繋がります。

風通しを良くとは、連携を密に最善を考えていく事です。

患者さんと術者然り、スタッフ間然り、患者さんとその家族然りです。

全ては、大変な人を守るための連携です。

知ってる情報を共有して、患者さんの為に何が最適かを一人一人が智慧を出し合う。

そんな連携プレーが上手くいってる所は、患者さんが救われてます。

2014年5月16日(金)

33.補瀉(ほしゃ)の名人に


バラが美しい季節になりました。

鍼で、凹んだツボは、補って(補)、凸のツボは、散らして(瀉)、気血の通り道をスムーズにします。

鍼は、補瀉の使い分けを自在にする本当に優れものです。

患者さんは、この、たった一本の鍼を求めて来院して下さるのですから、鍼はホント大したものです。

その鍼を扱う我々鍼灸師も、鍼の邪魔をしないように、言葉の補瀉をわきまえたいです。

不足なら補って、過剰なら散らしていく。鍼と同じですが、作為無く、どんな一言を発していくか…難しいです。

鍼と共に、必要な時に、的確な補瀉が出来る…これが名人なのでしょうね。

鍼を生かす為にも必須です。

2014年5月13日(火)

32.日々の臨床から

患者さんにとっての心配事は、人其々です。

何が不安なのか、よくよく話しを聞いてあげる事。本当に大切です。

そうでないと、安心感を与えてあげる事もできません。

いくら先端の医療技術を駆使しても、安心感の無い所では、病状は悪くなるばかりです。

特に、ガン患者さんの治療方針においては。

年齢、背景、思想、全て自分とは違うのですから、チャンと聞いて、納得して頂く。

その上での全ての医療だと思います。

2014年5月11日(日)

31.日々の臨床から


海は命の源…

酷いアトピーの方で、寒い冬になると悪化する人がいます。

その時は決まって、尿が出なくなり、顔や手足がむくむと言われます。

膀胱の気化作用が低下するからです。

膀胱の機能低下は、その裏で支えてる腎の機能が弱いからです。

腎の機能が弱いのは、今まで多量にステロイド剤を使用してきたからでしょう。

今は春になったので、肝の昇発作用(伸び伸びさせる)を利用して治療をします。春から夏にかけては治すチャンスです。

季節性を考えると治りが早くなる。正に東洋医学です。

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