ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2011年11月26日(土)

Vol.79不思議な母の命日

人が亡くなった時、「心の中に生きている」とか、「魂は死んでない」「ずっと残った人を見守っている」など様々いわれる。
実際、その通り亡くなった人は、大事な人の中で本当に生き続けている事を実感する。

今日で母が亡くなってまる7年が経つ。鍼灸を愛し、実践し続けて50年。
母が亡くなった11月には、毎年毎年、不思議な事がたくさん起こり本当に驚いている。
そのひとつに、三回忌の11月、7回忌の11月と節目節目に一日71人の患者さんが来て下さる。
まる7年目の昨日も患者さんがピッタリ71人来院された。母が亡くなったのは丁度71歳。不思議な一致は偶然とは思えない。

また、母の下で11年間手伝っていた私は、言わなければ私達が親子ということに気づかないほど特に似ているわけでもなかった。
それが、母が亡くなり私が始めてからは一変した。
母を知る多くの人に、恐いほど私は和先生に似ていると驚かれる。
声、間のとり方、触り方、話し方、カーテンの開け方まで・・・・昨年も、遠方から母を知る男性が来て下さった。男性が寝ているブースに入ると、その方は目頭を押さえて嗚咽されていた。どうされましたか?と尋ねると、あなたの声が和先生と同じで、そこに生きておられるようで・・・と懐かしんで涙されていた。

母を知る懐かしい患者さんが揃って訪れるのは11月。待合室は母の話題で賑やかになる。本当に不思議な月。

何年経っても母のために沢山のお花が届いたり、懐かしんで来院されたり、反対に悲しすぎて今もここに近寄れなかったり、と母は亡くなっても最高に幸せ者だと毎年感じる。

ひとつだけ母の時と違う事は、私の代になってガンの患者さんが多く来院されるようになったという事。
ガンで亡くなった母が身をもって残してくれた7年前の思いは、私の中で一生消える事のない毎日だった。
昨日のことの様に私の命に刻まれてしまっている。

母はここに生きていると実感してならない。私にちゃんと大きな課題を残して。

ここ、私の命の中で生き続けている母・・・今度は本当にどこかで、また母に出会った時は褒めてもらえる様に今日からまた技術も精神も共に磨いていきたい。

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー