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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2014年11月25日(火)

46.繋がってるから整う

僧帽弁狭窄症、肺気腫、腰椎分離症、胃潰瘍、副鼻腔炎、前立腺肥大…たくさん病名の付いた患者さん。

この患者さんは、コツコツ10年前から鍼を受けて下さっています。

昨年言われた前立腺肥大も、手術を拒否して導尿にしましたが、今では導尿も不要に。

先日、お医者さんに、「あれ、不思議だなぁ。肥大が小さくなってるぞ~」といわれたらしく。奥様が喜んで報告下さいました。肺気腫も酸素無しです。

病名が何であれ、東洋医学では、整体の「ひずみ」を探っていきます。病をバラバラに考えません。

整体のひずみは、全てツボが教えてくれます。ツボは臓腑とも繋がってますので、臓腑の調整も合わせて出来るのです。

繋がってま~す。全てが。

2014年11月23日(日)

45.子どもの病から

登校拒否、チック症、夜尿症、自閉症、ヒステリーなどで、お子さんがよく来院されます。

帰りに、親御さんが、「先生、(子どもは)どうですか?」と聞かれますが、

同じ言葉でも、そこに含まれるニュアンスは微妙で、「先生、いつ治るんですか?」と、やや人任せに聞こえる事があります。

そういった「先生どうですか?」には、「まだまだかかります」とお応えしています。

子どもと自分は、根底で繋がってる事に気付いて欲しいです。どんな病も、単独では発症しません。

特にデリケートで純粋な子どもは、家庭や社会の影響大でしょう。

子どもは、最善の方に向かわすために、色々な姿で「何か」を教えてくれてます。

2014年11月21日(金)

44.人信力(人を信じる力)

昨日は、久々の研修でした。師匠はホントに凄い臨床家です。いつもいつも。

人間をキャッチする達人です。人の身体は勿論、人の無意識層の魂までも⁇

魂と言えば怪しく聞こえますが、意識層を心とすれば、無意識層は魂と表現できますし、

東洋医学での「気」という概念で表現しきれないのは「魂」と言いたくなります。

「魂」は、もっとダイナミックな、もっと根底で繋がっているもの…でしょう。

師匠は、身体から魂までも動かせるとしたら、ありのままの人間が映ってるからでしょうか。魂と魂の共鳴でしょうか。

「人間を信じる力」の成せる技。そう感じました。

2014年11月19日(水)

43.力士と鍼師

大相撲秋場所も終盤戦です。仕事で中々リアルタイムで見れないのが残念…ですが本当に面白い。

制限時間いっぱいになってからの、東西力士の気迫と集中力はホント素晴らしいです。

邪念無く、ただ力士として一瞬に全力を注いだ時の能力。魅了されます。

鍼も同じです。作為なく、力み無く、集中した中で刺す一本の鍼の効果は絶大です。

全ては自分です。成長しましょっと。

2014年11月17日(月)

42.91歳なんのその

今日、91歳のご婦人が来院。本当に綺麗な方です。和歌山の段々畑で農作業をされながら、ご自分の事は全て自分でされてます。

腰下肢の激痛で娘さんに抱えられ来られました。痛み止めも効果なく10月下旬から苦しまれてます。

簡単に問診し、体表観察してみると、何故この様な痛みが発症したのか、明らかにツボにも出ていました。

2本の細い鍼を15分置鍼して、起き上がって頂くと、あれ?痛みが無い…。ひとりで歩けました。

鍼の効果は、本当に素晴らしいです。91歳でも自然治癒力を引き出してくれますから。

鍼は単なる癒しを超えた医療だと日々感じます。

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