ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年7月3日(金)

父を偲んで (その2)

父は生前、「奇人会」という小グループを作っていたようです。亡くなってから知った事ですが。。

余程の奇人変人の集まりで、写真に写ってる方々…それは楽しい会だったのでしょう。

奇人変人と言えば、間中喜雄先生。

間中喜雄先生(1911-1989)は、外科医(京大医学部で医学博士号取得)でありながら、鍼灸医学の発展に貢献され、日本初の鍼麻酔による外科手術も成功させた凄い方です。

この先生、医師会ではかなり変人扱いされてたようですが、自らも、

入り口正面には、「奇人・変人大いに歓迎。ただし、一芸に秀でた者に限る。」と、掲げてあったそうです。

父はこの間中賞受賞者の第1号で、間中先生自らが父を選んで下さったらしいのです。父50歳時。

父から間中先生の裏話を度々聞かされました。

そんな話、私にする?という感じでしたが…父の奇人変人ぶりは、今尚、私の中で日増しになります。

2015年7月1日(水)

父を偲んで (その1)


紫のリンドウが咲き乱れてます。

7月は父が出生した月でもあり、逝去した月でもあります。

それも、昨年の7月、77歳でこの世を去りました。余程ラッキー7が好きだったんですね。父らしい。

今、父橋本正博の生命は何処に居るのでしょう。何を感じてるのでしょう。

宇宙空間が楽しくて、もチョットね~とのんびりしてそう。

そんな妄想はとっても楽しいです。

『素問』『霊枢』を白文で読み、殆ど暗記してたのでは、と思う程その精神に傾注してました。

何時も、素問・霊枢が本当に分かるのは70過ぎてからだぞ、と。意味深な言葉に、70歳が楽しみにもなったりして。

日本では何故か、特に、歳をとる事を忌み嫌う傾向が強いですが、

人生の侘び寂びを知って、深みが出て、豊かになるという事でもあります。

父の場合は、生前から異次元に生きてたような感じでしたので、

歳を重ねる度に、深みや豊かと言うより、激しくもユニークになっていった様に感じます。

1 3 4 5

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー