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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2019年3月13日(水)

第11回 予防医学mini 講座。


伸先生はゆっくりした語りで分かりやすい!


吉田先生の余裕の語り…4月から独立の貫禄!

これが皆さんが仰け反った伸先生の舌!

杏先生は絵が上手で皆さん絶賛でした!

この集中力は素晴らしかったですね。


堂々たる質問に皆さん感嘆しきりでした!

先週の土曜日、久々に実千代鍼灸院内で第11回目の東洋医学のミニ講座を開催しました!

20名しか入れないのであっという間に満員御礼(笑)です。

毎回、半数は初めての方、半数は何回か来られている方で占めます。またネットから患者さんで無い方もいらっしゃいました。

今回は、「舌と顔色でわかるあなたの健康」とのタイトルで行いました。

伸先生が東洋医学の基本、健康は「気、血、津液」のバランスが整ってる事で、其々について簡単に説明。その病理についても分かりやすく語ってくれました。

吉田先生は実践編で、健康な舌👅と、そうで無い舌の違いを画面を見せながら解説。皆さんにも自分の舌を診てもらいました!伸先生の舌を見せた時は全員が「あ~ぁ!」と残念な声が(笑)…爆笑でした。

最後に、初登場、杏先生が養生法を分かりやすくお話ししてくれました!余りの緊張に顔面が真っ青(笑)時間が無くて余りできなかった顔面診に役に立ってくれました!

それにしても、患者さんの熱心さにはこちらが驚く程で立ち上がって写メを取る人、全ての講座のノートを作成し保存しておられる人、本当に無料で良いんですか?と言われる方…

そして、沢山の質問が毎回出ますが、今回は小学校6年生の男の子が参加。彼が素晴らしい質問をしてくれました。

こんなに喜んで下さるならもっと頻繁にしてあげたいですね。来てくださった皆様、そして入れなかった皆様のためにまた頑張ります!

2019年3月9日(土)

超過敏な子ほど素早くね。


優雅な白鳥も敏感です。

今日、超敏感な幼児がやってきました。アンテナが人の数倍付いてますね。色んな所に目がいって色んな事に気づいてしまいます。

私こんな子大好き(笑)ですが、本人はシンドくて仕方ありません。

こんな子の体表観察は、数十秒(笑)、治療は数秒(笑)、それ程、気の動きが速くて敏感なんです。

もたもたダメです。動きがズレます。

百会という頭のツボにチョンと古代鍼をかざすと、彼は、「頭から血がドバーッと出る感じ」(笑)と、流石の表現。爆笑しました!

先日の大阪の地震からも、ここ地震大丈夫?とかなり神経過敏に。。。

過剰な恐れや心配も気血の巡りを悪くして気の偏りを起こします。子供は気が上へ上へ上がりますね。

彼の真っ赤な舌先は、治療後、綺麗になり、行動も落ち着きました。

可愛いのなんのって💕

2019年3月6日(水)

脳梗塞に気をつけて。


たまにはこんな可愛いカフェでもどう?

この時期、特に危険な病に、脳梗塞があります。乾燥してる上に、気温差が朝晩とお昼では10℃以上違いますので、この差が血管の急激な収縮を起こし脳梗塞を発症し易くします。

東洋医学では肝脾と腎の蔵のバランスをしっかりとる事ですが、

本当に要注意です。血圧高い人、油断大敵ですよ。

ここにも脳梗塞の方が何人か来られてます。今日も2回脳梗塞をされ半身マヒになってしまった患者さんが来られました。

今日の方、養生が出来てなくて少し驚きましたが、養生をお伝えするのも私の仕事です。

3回目の梗塞を絶対起こさない為に患者さんも私も双方が頑張らなくちゃ。

人によって環境や年齢、性格、ストレス度合い、体質等々全て違いますので、

養生もその人に合った言い方をしています。

基本的には、ストレスを貯蓄しない、水分をこまめに取る、外出時、おトイレ、お風呂等の気温差に気をつける、肥厚甘味の物ばかり食べない、そして、よく歩いて、よく寝る。です。

沢山有りすぎますか?頑張って👍

2019年3月1日(金)

8.涎(よだれ)つわり []


仕事の帰りに美しい月。

28歳女性
【主訴】来院時、妊娠4ヶ月目。妊娠7週目から悪阻(つわり)が始まる。
初めは、嘔吐もあったが次第に涎のみで、毎日ペットボトル3本から4本出る。
涎はやや粘稠。喉も乾く、水分は1ℓ以上摂取。涎の不快感からイライラがつのり食欲減退。

昨年春に初めて妊娠するも4ヶ月目で死産。前回も同じく涎つわり。また、今回も前回同様、妊娠した途端、寝つきに4〜5時間かかるようになる。

【悪阻(つわり)について】
一般には妊娠初期に発生し、2〜3ヶ月で収まるが重症になると頻繁に起こり食べれず後期まで及ぶ。
悪阻の病因は様々。多量の涎つわりの場合は、寒熱の違いはあるものの、普段から胃内に痰飲(水分)が停滞し易い状態にあったところ、妊娠した事によって、「衝脈」の気が上逆し、共に痰飲も上逆する為に発症する。

【治療法】彼女の場合は、上熱下寒の状態で、熱を冷ます為に必要な陰血の不足がバックにあり、睡眠障害も発症したものと思われる。

一昨年の死産と同じ時期でもあり慎重に陰を補いつつ、気逆を下げ熱を軽くとる方法で治療を行った。

1診目〜3診目迄: 左照海を古代鍼で翳す。

4診目〜5診目迄: 左外関 2番鍼で20分置鍼。

6診目: 右申脈 2番鍼で20分置鍼。

【経過】
古代鍼の鍼で脈が落ち着き、足が温かくなり、その日の夜はいつもより良く眠れるようになる。
3診目から涎も止まり、食欲も出て調子よく、熟睡出来るようになる。赤ちゃんも良く動き現在8ヶ月目。

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