「日々の心いろいろ」より (ヤブテマリ)
先日、ある人(笑)に刺さない鍼、古代鍼をしたら、驚く様な現象が起こりました。
陽明経のあるツボに数秒古代鍼をかざすと、直後、左の顔面が痙攣し出したのです。それもかなり激しく。。。
その人は、キッカケは七情の問題ですが、数年前の事故も相まって左顔面痙攣を発症。その後、左顔面に違和感を感じながらも過ごしていました。
痙攣は10分程で治りましたが、その人曰く、上へ上へ突き上げられるように動き出し、動き切ったらスーッと下に降りてスッキリしたという事です。
それも、何か液体の様なものが走っていく感じで降りていったとの事。走った場所は陽明経絡上でした。
古代鍼をした手の陽明経のツボの強烈な反応は少し取れましたが、しばらく置いて、
今度は足の脾経のあるツボに3秒程古代鍼をかざしました。
すると、また直後、顔面が動き出しました。
それも、下から上へ引きつった後、今度は左、右、左、右と交互に激しくリズムよく動いてます。
本人は、何度も何度も波が推すように、左のものが次々と右へと移動してる感じとの事。また、その引きつりに対抗すると、更に強張るので、整体が動くままにする方が楽との事でした!
昔のクシャおじさん(笑)の様に左右交互に激しく波打つ顔面に見ていたスタッフがビックリ!
後で、何故この様な現象が鍼を翳しただけで起こったかを話し合いました。
本人は1枚ベールが取れた様な爽やかな顔で笑ってましたが、
時々、顔面が意思とは関係なく痙攣して怖い顔になるという人が来られます。陽明の熱が激しく風という現象が起きているのではないかと思います。
兎も角も、古代鍼の威力と凄さを思い知った一幕でした。