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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2024年1月17日(水)

「29年前の震災が昨日のことの様です」

阪神淡路大震災から29年目の今日。

私も被災しましたので、当時の忘れられない状況を少し残します。

朝まだ寝てる時、ドンっと突き上げと共に爆音で目が覚めました。

その直後、洗濯機の中に入ってる様な揺れでベットから振り落とされそうでした。爆撃された?と思った程です。

揺れがおさまった時のあの静けさ。ベランダから外を見ると何軒か火事に。修繕工事中で足場をつたって猿の如く隣近所見に行きました。

自宅も職場も全壊扱いになり、近所の小学校に避難しましたが、人が多すぎて車の中で一夜を過ごし、次の日には近くの施設へ。

ここでインフルエンザが大流行して殆どの人が感染しましたが、私は1人グランドピアノの下に寝てたからか元気でした。(怖かったけどね)

それから安否確認に東奔西走しました。新幹線の高架橋が崩れてたのを見た時はゾッとしました。前日話してた友人も亡くしました。

マンションは真ん中辺りが全てぺちゃんこになり、二階建ての家の2階が道路を塞いでたり、

そして、ここ鍼灸院で働いて下さってたHさんの甲子園口のマンションは全壊粉々になってました。

彼女は亡くなったと呆然自失でしたが、

彼女の実家に行くと、Hさんが炬燵に入ってて(笑)6階から崩れて家具と一緒に落下したものの、無傷でしたと。奇跡。不思議な人です。

私の母は、普段と違うところに寝てたので助かりました。とにかく、あの時…ああすれば…が良くも悪くも飛び交ってる状況でした。

171号線沿いの潰れた一軒家の屋根に若い男性が乗って項垂れてる姿が忘れられません。今もそこを通る度に浮かんできます。今は更地です。

お一人お一人全員にそれぞれの一生忘れられないドラマが続いています。

日本は地震大国。人ごとでは無いです。恐れ過ぎず、準備を怠らず、自分は強運だと信じて日々を過ごしましょう共々に。

2024年1月12日(金)

「元旦の能登半島大地震」

令和6年がスタートしましたね。

元旦は大地震。辛すぎます。

西宮もかなり揺れました。

29年前に阪神淡路大震災に遭ってますので蘇りました。

あの時、後数秒揺れていたら私もこの世にいませんでした。

能登地震は3年前から度々揺れていたとの事。土台が緩んでるところに今回の地震です。

家のおトイレを1年前に新しくされた方はトイレだけが残ってました。

とにかく古い一軒家は絶対補強した方がいいです。お金の問題もありますが、した方がいいです。

そして、少しでも揺れたら一番にすることは火を消す事です。火事が出たらどうしようもありません。

日本中どこにいつ地震が来てもおかしくない程、地震の活動期に入ってるそうです。

どうか一日も早い復興と全ての方が見つかりますように。そして現地で活躍されてる全ての方のご健康を毎日祈っております。

2024年1月1日(月)

「宇宙の不思議に思いを馳せて💓」

あけましておめでとうございます。

東洋医学のキモ、それは「バランス=慈悲」です。

見事なバランスで宇宙が運行しているお陰で私達は存在してます。宇宙は慈悲の塊ですね。

太陽と地球の距離、自転と公転、月の存在等。誰が操作してるわけでもないこの究極のバランスに感動します。

小宇宙の私たちと大宇宙を繋げて、最高のバランスをとる。それが鍼の真骨頂です。真の健康体です。

私自身、この大宇宙の慈悲の流れと合致させて、皆様のご健康を今年もお守りして参ります。

2023年12月28日(木)

「全ての患者さんに感謝したいです🙏」


生命は永遠です。寝て起きる様に、亡くなってまた生まれる。生命は神秘で美しいですね。

あっという間の一年でしたね。皆さんも色んな出来事を乗り越えて、今年も忘れられない年になった事でしょうね。

今年は特に、頭痛、腹痛、不眠、起立性調節障害等で学校に行けない子供達の来院が本当に多くて驚きました。

子供達は大人が思ってる以上に我慢強いですね。ただ嬉しい事に、心も体も柔軟なので治療効果も抜群でした。

ひとりひとりの患者さんには違ったストーリーがあって、皆さん一生懸命生きておられます。涙出る程に人は健気です。

そんな素晴らしい患者さんに恵まれてこの一年沢山の思い出を共に作らせて頂き、そして、鍼の凄さを皆さんから教えていただきました!

東洋医学の「心身一如」は、心と体は切り離すことのできない密接な関係があるという事です。

体のバランスを調えると、心も本来持っている人間の善性やパワーが発揮されます。

皆さん、来年も健康第一で、身も心もお顔も全て柔軟に美しく生きましょうね。男女問わず。

この一年心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2023年12月22日(金)

「『一粒のえんどう豆』の作者と再会✨」


母の命日に20年間お花を贈って下さる方から

昨日、約15年ぶりにある友人に会いに行きました!

彼女は3歳から腎臓が弱く、ステロイド剤を大量に服用してまして、

何十年もご自分の病気との闘いを続けておられます。途中全盲にもなり、膵臓と腎臓の移植もされました。

そんな中、かなり前ですが、「ひとつぶのえんどう豆」という絵本を作成。新聞にも掲載されて反響をよびました!

糸を使って絵の形をとり、絵の具で中を塗り、全て自分作の本当に心のある可愛い絵本です。

先日お母様が亡くなられ、久々に訪ねました。いつもは阪大病院の近くに1人住まいされてます。

とにかく愚痴がなく、常に前向き、心底明るくて驚きます。全く変わってなかったです。

人はこんなにも強く逞しく生きる事が出来るのだとの彼女は証明者です。

お母様が亡くなられた事を機にまた交流を深くしていきたいです。

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