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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年5月9日(土)

治療には安心感が必需。


Tさんのお庭はホント素敵。

かつて師匠が、「先手うって、心の機微をつかまえて治療する事もあります。鍼する前から治してしまう。これは名医の条件です。」と言われたことがあります。

怪しいスピリチュアル的な事ではなく、患者さんの心理状態を鑑みての一言です。

患者さんは、ご自分の身体に対して、また鍼治療に対しても、想像以上に不安を持たれてます。

その不安に対して、如何に安心して頂くか、簡単そうで難しいです。

反対に、理論上は問題無く鍼をしてるつもりでも、安心感が無ければ効果も思うように出ません。

この安心感。

患者さんの不安な心を見逃さないで、その心をグッと掴めるかどうか…でしょうね。

2015年05月07日(木)
2015年5月7日(木)

「何これ?」と言われる鍼。


ロビーからの風景。


お馬さんも健気に働いてました。

この連休、雨の予想も覆し九州は大分県で、しっかりリフレッシュしてきました。

小鳥のさえずりと、温泉の湧く音だけの静寂さ…そこに、山間から満月が顔を出してくれるのですから、

自然の演出にはため息がでます。

そして、「ナニコレ?」と言いたくなる程のお料理の美味しさ。想像超えです。

全てに渡って一流を感じてきました。

深い温かな心は、その空間や形に必ず現れます。

全てはこちらの心の現れですね。

鍼の世界でも、「何これ?」と、想像以上の効果を感じて頂きたいです。

それだけの力が鍼にはあります。

2015年5月1日(金)

師匠と鍼の威力。


海の中みたい。

師匠から、毎週、難病治療のお講義を受け、実際の臨床現場でその証拠を目の当たりにし、

1本の鍼の本当の凄さを叩き込んで頂いてます。

昨日、かなり重症な患者さんをご紹介したところ、奥さんから涙ながらの喜びの報告がありました。

師匠の鍼への不動の確信はもとより、その慎重さ、大胆さ、冷静さに基づいた治療。

心から感動しました。

2015年4月27日(月)

効果の出方の遅い方。

鍼には、即効性がありますが、中々直ぐには効果が出ない場合もあり、人により様々です。

その違い…様々原因は考えられますが、基本的には、虚(弱り)が大きい程、治りは遅いです。

何らかの虚(弱り)を補うのに、多少時間がかかりますが、根良く治療を続けていくと、必ず虚は補われ、回復していきます。

更に虚が酷い人は、少し良くなってから、また暫く小康状態が続きます。

踊り場の長い階段を、上がっていくようです。

患者さんの中には、こちら以上に忍耐強い患者さんがいらっしゃいます。

主となる症状の変化が見られなくても、黙々と治療に来て下さいます。

今日、やっと、「少し楽になってきました。お陰様です」と。感謝の言葉と共に坦々と。

患者さんのブレないココロには、教えられること大です。

2015年4月25日(土)

声は内面を表すひとつ。


春の草花は明るい。

様々な人の声に興味があります。

声はその人の内面を表しますので、

患者さんの発する声、診察においても重要視しています。

基本的な声が、澄んでるか濁ってるか、高いか低いか、安定してるか不安定か、明るいか暗いか、色々ですが、

体調が良くなれば、声にも艶がでて、安定した明るい声になります。

術者の声も、本当に大切です。

難しいですが、「やや低めで、適度に明るい声」は患者さんを安定させます。

声も心の表れ。思いの表れ。重要ですね。

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