「日々の心いろいろ」より(ナデシコ)
先日、3歳の男の子のお母さんから喜びの報告がありました。
この子は生後2ヶ月から尿路感染で何度も高熱を出し入退院を繰り返してました。
検査で「膀胱尿管逆流症」との診断で抗生剤を1年半も飲み続けてました。お母さんが薬が嫌でドクターに頼み込んで1年半で済みましたが…薬漬けですね。
1年後の11月(先日)の検査で悪化や不変なら手術という事で、この1年間週3回は鍼に通って下さってます。
当初は逆流より低気圧が近づくと常に風邪を引いて、とにかく咳と痰が酷く眠れない程でした。朝咳が出たら、自分から鍼に行くと靴をはいて準備(笑)。
冷静沈着なお兄ちゃんとは反対に、自由奔放。超元気で人懐っこく院内の人気者です。
治療は、かざすだけの古代鍼で腎と肝の調整をしていきました。
検査は尿管にカテーテルをいれて造影するので前回大人8人が押さえつけて大泣き状態だったようです。
検査の前日はお母さんもかなり緊張されてましたが、「大丈夫ですよ。この子を信じてあげて」とお伝えしました。
当日、全く泣かず堂々(笑)と検査を受け、結果も逆流もなくクリアし、先生達が驚いてたようで、嬉しくて泣きましたとお母さんから報告がありました。(下記写真)
風邪を引いても鍼を信じて薬を使わなかったお母さんに心から感謝します。
本当に良かったです。鍼の凄さをこうして患者さんから教えて頂いてます。
1年前の造影検査は膀胱からの逆流がハッキリと。
今月の検査結果クリアしました。