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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年7月25日(土)

生きる事は変革する事。


「日々の心いろいろ」より

「生命の躍動とは、一刹那一刹那の自己を否定し、伸びていくものであるから、生命そのものが変革、変革を志向している。生きるという事は変革すること、脱皮することである。」藤本蓮風著『弁釈鍼道秘訣集』より抜粋。

ホントいい言葉です。いい言葉は心に染みて且つ元気になります。

今の現状に満足せず、常によりよく伸びようとするのが生命の本来のあり方。。

年齢は関係ないですね。

人はどこまでも成長できる。保守ではつまらないです。

挑戦と探求の日々を過ごしたいです。

ワックワクしながら。

2015年7月24日(金)

油断なく集中して。

最近、重症な患者さんを多く診させて頂いています。

皆さん、鍼灸に救いを求めて来て下さり、感謝に絶えません。が、油断なりません。

普段は、5台それぞれのブースに入れば、その目の前のひとりの患者さんに集中しますが、

5台中、3人程の重症な方がおられたら、同時に、その他の患者さんの動向にもかなり神経を集中させます。

この集中力…残念ながら職場以外は全くありませんが。。。

有難い事に、スタッフもキビキビ動いてくれるので集中出来ます。

油断は、慢心です。不勉強や自身の不節制も同格。気をつけ無いと。

日々、患者さんと苦楽を共にする為に、益々油断無く、集中力を高めていきたいです。

2015年7月22日(水)

進歩という事。


自然の色彩は見事。

今日、25年前に膝の靭帯を損傷して、移植した方が、再び伸びてしまった靭帯を再移植すると言われました。

聞くと、お医者さんが、今は技術が進歩して、入院は数日程度、移植は内視鏡なので傷は残らず、次の日から歩いてもらいますとの事。

さすがに、特に外科的なものの進歩は雲泥の差だと思います。

さて、東洋医学の進歩は何か…25年前とどう違うのか。

東洋医学の進歩という事に思い馳せると、様々な思いが湧いてきます。

何と言っても、西洋医学で治せない疾患をより確実に治していく事への進歩。

そして、人々の病に対する考え方の進歩。

医療に携わる方の患者さんへの接し方の進歩。

どこをどの様に進歩発展させていくべきか、
様々、考える事は山盛りありますが、

一番大切なのは、東洋医学に限らず、人間の内面がより人間的に進歩する事でしょう。

先ずは、自分が成長して、目の前の患者さんに全力を注ぐ事…

それが東洋医学の進歩の大きな一歩になると信じます。

2015年7月21日(火)

寿命は誰にも分からない。

昨年末、長年治療を受けていた大病院から「終末期医療を考えておいて下さい」と言われた患者さんの往診に行かせて頂いています。

80歳を越えられ、久々にお会いした時は、すっかり痩せて、外に出れず、階段を上るのも休み休み…

足はパンパンにむくみ、腹部は板の様にカチカチ、手足は冷たく、発熱しているのに寒い寒いと、暖房と電気毛布を離せない状況でした。

陰陽、虚実共に錯雑、かなり重症でしたが、週2~3回の治療で、驚く程復活されました。

今日でちょうど2ヶ月になります。

年齢的にも、この状態では平行線か、徐々に悪くなる事はあっても、ここまでお元気になられるとは想像外でした。

患者さんの生命力、鍼の底力、様々な事を学ばせて頂いています。

寿命は本当に不思議です。

2015年7月18日(土)

基本を叩き込む。


師匠のお玄関…美し。

臨床10年以上が経って、益々感じるのは基本の大切さです。

先日、北辰会の基礎コースでの講義を聞いていて、発想や着眼点などが様々に広がりました。

基礎あってこその応用…実感しました。

師匠との勉強会でも、疾患に対する基礎的な考え方、そして、人間を見つめよ、という事を常に徹底されます。

臨床に携わるほどに、後から師匠の言われていた一言一言の重みを感じます。

私もまだまだこれからですが、基礎は叩き込んで固める事が大切です。

その上に様々な展開が期待でき、難病も難病で無くなるのでしょう。

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