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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2017年7月7日(金)

押手が大事

吉田綾乃です。

今週日曜日、北辰会定例会スタンダードコースに参加しました。毎回、勉強会で得るものは大きいです。

今回は押手です。押手とは、鍼を打つ利き手と反対の手の事で、鍼を打つ部位の皮膚面を固定する役割があります。

ツボは全身の色んな部位にあります。皮膚が柔らかい所、凹んだ所、手の側面の様な巾の狭い所など。その上、患者さんによって、皮膚の弛みや皮膚の下の肌肉の厚さも違います。

勿論、鍼灸学校でも刺鍼実技の授業があり、勉強します。自習練習、厳しいテストもあります。

しかし、痛みを最小限にして、色んなツボに安定して鍼を打つ事を学校だけで習得するのは難しい事です。

実千代鍼灸院内の勉強会で院長からも押手の極意を教えて頂き、霞がかったモヤが晴れました!

押手は、鍼を打つ時の土台です。土台がしっかり安定していると、鍼も安定し、患者さんの心持ちも安定すると実感しました。

畑も土の栄養がしっかりしていると、作物の出来栄えが違うのと同じだなぁと思います。整理整頓された机で勉強していれば、成績がもう少し良かったのかも?これは関係ないかな(笑)

鍼を持っている利き手に、注力しがちですが、土台の安定が何より重要だと再認識しました。

長い時間が掛かっても、実技も理論も基礎をしっかり身につけて、土台を固める事が鍼灸師として大きく成長する近道だと納得します。

2017年7月1日(土)

前代未聞

こんにちは!橋本伸浩です。

7月15日土曜日に実千代鍼灸院内で15:00時~約1時間、東洋医学ミニ講座を行います!

今回のテーマは「東洋医学で暑い夏をのりこえよう~!」。

私はミニ講座で今年の気象を簡単に解説し、夏の気象が身体にどのような影響を与えるかを、わかりやすく説明していく予定です!

まだ若干名空きがありますので、来院時や電話などでも受け付けていますので、お気軽に声をかけてください!

さて話は変わりますが、将棋棋士の藤井聡太四段が今大きな話題となっていますね。

プロ入りの最年少記録を60年ぶりに更新し、わずか14歳2ヶ月でプロ入り。

将棋のプロは若くて才能溢れる三段リーグ、30数名の中から、年間で4名のみプロになることができる狭き門を抜けなければなりません。

さらに藤井四段はプロになって以降、現在(H29年6/28)までデビュー以来無敗最多連勝記録とともに、公式戦最多連勝記録(29連勝)をつい先日達成しました。

・・・( ゜д゜)

もはや漫画の主人公でも起こし得ないようなことをやってのける、藤井四段。

連日連勝していく中、大勢のマスコミに囲まれつつも、冷静に対応している姿に、ただただ感心し見習わなくてはいけないなと感じました。

対局姿勢も非常に謙虚で、記録のかかる大一番の時も、「連勝は意識しないように、気を引き締めて臨みました」
とコメント。

大人よりしっかりしていますね・・・。またそれを実際に行える精神力の強さがすばらしいです。

連日の藤井四段の報道を見て、私も患者さんに、いままで以上に気を引き締めて挑み、驕り高ぶることなく一人一人全力で診て行く思いで、日々精進してまいります!

2017年6月30日(金)

平野真奈です。

普段、何気なく発している声。
力強い時、弱々しい時など体調によって左右されるものです。

声も大事な診察法の一つです。
東洋医学では大きく分けて「望・聞・問・切」4つの診察法があります。
このなかで声と関係があるのは「聞」です。
患者さんの声の調子や呼吸音など、音から調子を探ります。
いつもより声に力がなかったり、声がかすれていたり、術者は常に変化に気づけるよう色々とアンテナを張り巡らせています。

声は、生命力を表すひとつです。
人を惹きつける声、安心する声など、その人の人柄も出ると思います。

私は、今、鍼灸の勉強会で司会を担当させていただいているのですが、会場の雰囲気や人数によって声の大きさや抑揚のつけ方など意識するのが難しいなと感じています。
しかも、昔からかなり訛り(なまり)やすくてf^_^;
イントネーションにも気をつけていますが、なかなか直らないデス。笑(直さなくていいよ~:実千代先生の声)
一番影響があるのは自分の精神状態です。
緊張する場面では、刺々しく鋭い声になったり、早口すぎて伝わりづらかったり…
もともと、早口なので気をつけなければなりませんf^_^;

声によって人の印象は変わります。
自分の生命力が旺盛であれば、声で人を元気にする事が出来ます。
明日、勉強会での司会をさせていただくので、満々の生命力をつけて臨みたいと思います。

2017年6月26日(月)

やっぱり、親子

平野真奈です。

先日、父の日に、離れて暮らす父と久しぶりにゆっくりご飯を食べました。

父はふだんせっかちなので、あんなにゆっくり話したのは初めてかもしれません。笑
ゆったりとした空間で、少しずつ料理を運んで下さるおかげで父も落ち着いた気分になれたのだと思います。

話していると、今まで気付かなかった父の一面を知り、驚くことが多々ありました。

変に神経質な部分、ストレス時の体調の変化、好きなお菓子(芋けんぴ)など全く同じで大笑いでした。

今まで父は楽天的で、私と正反対の性格だと思っていましたが、やはり親子なんだなと実感。

「若い頃はワシもそぅやったんや。だんだん強くなってくわ。」
と励ましてもらいました^ ^

また、新たな父との共通点を見つけるのが楽しみです。
顔も歳をとるごとに似てくるのでしょうか…
それは、楽しみではないかもしれません。笑

2017年6月17日(土)

卒腰痛

吉田綾乃です。

東洋医学では急性腰痛、いわゆるギックリ腰の事を卒腰痛といい、慢性腰痛のことを久腰痛といいます。

先日、私は約1年ぶり、生まれて2回目の卒腰痛を経験しました。

腰をひねった姿勢で、棚の下の物を取ろうとした時、キュッと腰が引き締められる痛みが…^^;

あっと思った瞬間、時既に遅し。前かがみがつらく、靴下を履けない状態でした。患者さんの訴えている痛みと辛さがよくわかりました。

卒腰痛が起こるきっかけは、重いものを持ちあげる、急な姿勢の変化などから起こりやすいですが、その前に身体のどこかに弱りがあり、卒腰痛を起こしやすい状態になっています。

特に、風邪、足の冷え、湿気による胃腸の弱りも卒腰痛を誘発する大きな原因になります。また、イライラなどのストレスもそうです。もともと足がむくみやすく、疲労が続いている方は要注意です。

振り返れば、私も蒸し暑かった時のままの服装で、夜を薄着で過ごし、寝冷え状態でした。自分の体力を過信していたと思います。

梅雨入りしたはずが、関西では空気が乾燥していて、昼間は日差しが強く暑いですが、朝と夜は冷えてきます。面倒がらず、着る物や布団で上手く調節し、爽やかな気候を健康に活動的に過ごして行きたいものです。

気温の変化の激しい時期、養生の大切さを感じます。ちなみに私は鍼とセルフせんねん灸で完治しました。鍼灸って便利ですね。

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