こんにちは、小川環です。
まだ残暑が続きますが、暦では「立秋」(秋のスタート)を過ぎ、「処暑」を迎えました。
「処」は止まることを意味し、暑さが落ち着きやすく過ごしやすい時期です。
とはいえ、日中は日差しや湿度で、暑さを感じやすいですね。
ですが、朝晩の風は、少し涼しさが混じり、秋の気配が感じられるようになりました。
「処暑」は、夏の疲れを癒しつつ、秋に向けて体調を整える節目。
この時期は、身体の熱を冷ましつつ、胃腸に優しい食事がオススメです。
特に、「白い食材」が秋の乾燥から体を守ってくれ、身体にこもる余分な熱を除いてくれます。
・冬瓜・・・利尿作用で、むくみ解消に。
・山の芋(長芋)・・・消化吸収を助け、胃腸を丈夫に。
・蓮根・・・身体の余分な熱を除いたり、血を養うので、汗かきさんにオススメ。
・豆腐・・・熱を除き、唾液を促して口の渇きを潤す。
ただし、冷やしすぎに注意、温かくして食べましょう。
どれも、季節に合った食材ですが、どんな食材も、「ばっかり食べ」は逆効果(実千代先生の口癖)です。
上手に取り入れつつ、季節に合わせて、身体を冷やす調理法は控えていきましょう。
快適な秋ライフにむけて、備えましょ💪
こんにちは、小川環です。
早いもので、8月も半分が過ぎましたね。
時間の流れが早すぎます💦
ところで、私はこのお盆休みは、屋外で過ごすことが多く、普通以上に汗をかいてしまいました💦
その為、一時的にですが、疲れ易く、足つる手前になりました~。
東洋医学では、汗のかき過ぎは、単に身体の水分だけでなく、「気(エネルギー)」と「血」も一緒に消耗すると考えられています。
ですので、汗をかき過ぎると、貧血、足がつったり、頭がふらついたり、ボーッとしたり、またはめまいや集中の低下など、様々な症状につながります。
経口補水液などで、糖分と塩分の補給はもちろん大切ですが、「血」につながるバランスのよい食事と、睡眠をとって、体調を整えることが大事ですね。
そして、なるべく、汗をかき過ぎる環境に身を置かない様にするのも、一つの手です。
ただし、この暑さの中、汗をかかないと、体に熱がこもって熱中症につながります。
なので、汗は適度にかくことが大事です。
なんでも、“過ぎる”とよくないです💦
夏は汗との、付き合い方が課題ですね☝️
こんにちは、小川環です。
毎日暑いですね🫠
この時期、熱中症も気になりますが、「食中毒」にも要注意です☝️
肉や魚、卵にしっかり火を通したり、ナマの食材を触ったら、こまめに手や調理器具を洗ったり、
などは既におなじみの対策かと思います。
他にも気をつけた方が良いのが、野菜の洗い方です。
生野菜はもちろん、根菜を含む、全ての野菜は洗うときは「数分水につける」がポイントです。長めにつける事で汚れが浮きます。
カレーや煮物に使う根菜類に付着している、ウェルシュ菌は、熱に弱い為、温度が上がると殻に閉じこもって、身を守ります。
そして、温度が下がると、殻から出てきて、毒素を出します。
「菌」は再加熱によって、死滅しますが、「毒素」は加熱による変化を受けません。
こういったことから、加熱しても、食中毒が起こります。
食中毒予防のポイントは以下の3つです。
・食材は「数分水につけ」て、よく洗う
・しっかり「加熱」する
・すぐに食べない時は、「素早く冷まして」冷蔵庫へ入れる。
素早く冷ますポイントは、「小分けにして、風をあてる」です☝️
夏のカレー、作り置きもいいですが、おいしさと一緒に、安全も仕込んでくださいね🍛😋
※写真をタップすると、拡大されます。
こんにちは、小川環です。
さて、この度、「訪問鍼灸」を始めました。
☀️体力的に、病院に行くのがつらい
☀️腰や膝が痛くて、外出が大変
☀️暑さで、外に出るのが億劫
そんな方のために、訪問鍼灸をご利用いただきたいと思います。
・肩こり・腰痛・リウマチ
・神経痛や関節のこわばり
・胃腸の不調や冷え、全身のだるさ などの辛い症状に
🌱医療保険が使えます
医師の「同意書」があれば、医療保険でのご利用も可能です。
(「同意書」の書類はこちらでご用意します)
医師の同意書の取得に関してのご相談も、どうぞお気軽に。
※同意書が得られない場合は、実費になります。初回5,000円、再診4,000円です。
🌱完全予約制
火曜(9:00〜18:00)、木曜(9:00〜12:00)
連絡先 080-4234-3559(小川 環(たまき))
まずはご相談だけでも大丈夫です。
お気軽にお問い合わせくださいね。
こんにちは、小川環です。
5月5日は「立夏」でしたね。暦の上では初夏ということで、爽やかな気候を期待したいところですが…
今週末はあいにくの雨模様。湿気も高くて、早くも梅雨の気配を感じます。
湿度が高いこの時期、私は体がむくみやすくなります。そこで、日々のお茶で“利尿作用”を意識してみることにしました。
よく知られているのは、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェイン入りの飲み物。利尿作用はあるものの、カフェインの摂りすぎは気になるところですよね。
そこで、今回はノンカフェインで利尿効果が期待できるお茶に注目してみました。
とうもろこし茶(特に「ひげ茶」)、ごぼう茶、小豆茶、黒豆茶、ルイボスティーなどが代表的です。
香りも楽しみながら、むくみ対策したいと思い、とうもろこし茶とごぼう茶を試してみました。
まずはとうもろこし茶。
とうもろこし特有の甘くて香ばしい香りが優しく広がり、リラックスできました。
スッキリと飲みやすく、心なしか体もスッキリし、利尿効果も感じられた気がします。
続いてごぼう茶。
こちらは独特の“土っぽさ”の香りが個人的には心地よく、香りに癒されました。
ただ、飲んだあと少し体に熱がこもるような感覚があって、毎日飲みたいとは感じませんでした。
それもそのハズです。
それぞれのお茶には利尿作用だけでなく、体質との相性や気候の影響があるからです。
とうもろこし(特にひげ茶)は、余分な水分を外に出してくれる利尿作用のほか、胃腸の調子を整え、消化不良や食欲不振にも効果が期待できます。
特に「食積痰湿」と言って、食べ・飲み過ぎによる消化不良により、痰や体に余分な水分が溜まりやすい方にはぴったりです。
一方のごぼう茶は、利尿作用に加え、体を温めたり、発汗を促したりといった働きがあります。
ごぼうは「苦味」と「辛味」が特徴の食材なので、体を温め、気を巡らせる力があるんですね。
そのため、体に熱がこもりやすい方や、のぼせやすい方、そして暑い時期にはちょっと合わないかもしれません。まさに、私がそうだったようです。
「良い」と聞いて取り入れてみても、自分の体質や季節に合わないと、逆効果になってしまうこともあります。改めて、自分の体とちゃんと向き合うことの大切さを実感しました。
これからも、「今の自分」が本当に必要としているものを感じながら、上手に取り入れていきたいなと思います。