
こんにちは、小川環です。
朝晩の冷え込みが強くなり、衣類や寝具の調整が難しい季節ですね。
暦では「霜降」。秋の終わりを迎え、冬に向けた養生が大切な時期です。
乾いた冷気は肺に負担をかけやすいので、体を潤して温める食材を摂り、睡眠をしっかりとりましょう。
ところで、先日、きれいな百合根を見かけたので、卵とじを作りました。
とろりとした百合根の出汁はまさに“潤う”一品。体も心もほっと温まります。
百合根と卵の組み合わせは、粘膜を守り胃腸に優しく、陰を補う働きがあります。
昔ながらの卵とじや茶碗蒸しなど、先人の知恵は本当に理にかなっていますね✨
百合根の効能です🌿
・補中益気:胃腸を整え、気を補う
・潤肺止咳:肺を潤し、咳を和らげる
・清心安神:ストレスをやわらげ、心を落ち着ける
百合根をはじめ、蓮根・白きくらげ・長いも・はちみつなどで、潤いと温かさを整える季節の養生を🌸
(参考文献/「東方養生新書」メディカルユーコン)