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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2015年8月11日(火)

夏バテにご用心

平野真奈です。

記録的猛暑の毎日で熱中症や夏バテなどは大丈夫でしょうか?
そろそろ起こりやすい夏バテですが、夏バテといえば胃腸症状や、倦怠感が出やすくなりますね。

東洋医学で胃腸といえば、「胃の腑」と「脾の臓」が関係してます。
「胃の腑」は飲食物を受け取る《受納》を、「脾の臓」は栄養素や水分を吸収し、全身に運ぶ《運化》の働きがあります。
脾胃の働きが鈍くなると、食欲不振や消化不良、下痢、便秘、浮腫みや倦怠感などが現れやすくなります。まさに、夏バテですね(>人<;)
今のところ私はこれらの症状、全てあてはまります(>人<;)
あまりの暑さに冷たい飲食を取ることが多く、運動不足でした。さらに今年は、かなり湿気のきつい暑さだったため、湿気に弱い脾胃は影響を受けやすかったと思います。

もう、暦上では立秋を過ぎ「秋」に突入しました。
暴飲暴食・冷飲食を避け、早食いはせず、運動を取り入れるなど、無理なく出来る事からとりかかりたいと思います。

2015年8月5日(水)

豊岡往診

吉田綾乃です。

実千代先生が毎月欠かさず約10年間続けておられる豊岡市、篠山市への往診に同行しました。まだ三回目の研修の身です。

西宮から片道約二時間半のドライブ。なんと、私の運転です^^; 実千代先生、初回はさぞ恐ろしかった事と思います。先生の勇気に感謝です!

この往診は今の私の心と身体の元気の源になっています。

その一つは、山の自然です。高速道路では、空の青と山の緑がクッキリとコントラストを描き、その中を分け入るように車を走らせます。本当に気持ちイイんです。澄んだ空気が更に色を鮮やかに見せてくれています。眼精疲労どころか、どんどん視力が回復しているように感じます。

二つ目は、豊岡、篠山の患者さんの達者な暮らしです。夏は高温多湿、冬は寒さ厳しい環境下です。持病をお持ちの高齢者も少なくありません。でも、進んで仕事に精を出し、飾らずとも、若々しく、身近な人の為に毎日を精一杯過ごされています。自然と湧き上がる素直な思いやりを教えて頂いてます。

そして三つ目は、自家製無農薬野菜で作ったお料理!やっぱり、食ですね^ ^
無農薬野菜だからこそ、皮付きで食べても安心。モグラが全部食べてしまう赤い皮のジャガイモ、しっかり煮込んでも崩れない茄子、肉厚な完熟トマトなど。先日は貴重な野菜達がゴロゴロ入ったカレーを御馳走になりました。最高です!

待合中や治療中に患者さん達の語らいの場になっている様子も、来させて頂いて良かったなぁと感じる瞬間です。

自然と上手く共存し、賢く生きる事を往診を通して学んでいます。まだまだ勉強は続きます。

2015年8月3日(月)

引き出しを増やす

副島香織です。

日々行う問診では、患者さんのバックボーンを始め、虚実、寒熱、そしてバランスの崩れを起こしている臓腑を明らかにしていきます。

時に、患者さんの訴えと問診情報の整合性が合わないときがあります。

患者さんも気づいていない、過去の出来事や、御本人の性格、感情の変化が、症状の裏に隠れていることもあります。

患者さんと実千代先生のやり取りから、「そういうことだったのか!!」ともつれた糸が解けていく瞬間がよくあります。

この本質を見抜く事が大切だと感じます。
経験や知識はもちろんのこと、人間理解の引き出しの多さも求められると痛感します。

引き出しを増やすには…
日々いかに問題意識を持って、治療にあたっていくか…難しいです。

心の中にいつも「何でだろ~?」を持って…引き出しをたくさん増やすべく、臨床から学んでいきたいと思います。

2015年7月31日(金)

脱皮

平野真奈です。

毎日暑い日が続き、朝早くから蝉の鳴き声が響き渡ってます。
道端で蝉の脱け殻をみることが多くなってきました。

脱皮は、古い殻の中から新しい体が出てきます。
硬い殻から脱皮する時、出やすいように体は柔らかく、
細胞分裂をしてさらに、脱皮前の細胞より一回り大きくなるそうです。
セミ以外のカニやエビなどの節足動物は、これを繰り返しながら成長していくそう。
人も成長するには柔軟でいることも必要なんだと!
ついつい力みすぎる私には耳が痛いですね。

固定観念を捨て柔軟に、もっと素直に、つくろわず素でいれるように…
理想はい~っぱい出てきますが、実行できるよう一皮剥けたい!と、セミの鳴き声に負けない心の声でした。

2015年7月21日(火)

薬膳フレンチ


色とりどりの前菜


主役の鴨料理

副島香織です。

先日、実千代先生に、薬膳フレンチのお店で誕生日を祝っていただきました。

薬膳とフレンチのコラボ。ワクワクしながらお店に向かいました。

メインは鴨、他に穴子や、旬の夏野菜や果物などを使ったお料理でした。

五味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味→塩からい)と五色(青、赤、黄、白、黒)、そして五性(熱、温、平、涼、寒)の絶妙なバランス。

そして、名脇役が、食事と楽しむお酒、そして食後のお茶です。

私が選んだお酒はその名も「リフレッシュ~爽快~」
スパークリングワインベースに、エルダーフラワー、ミントが加わり、
余分な熱を取り除き、気を巡らせます。

食後のお茶は「湿痰」(笑)
焙煎したトウモロコシの実や、ハトムギなどが入り、香ばしくて、胃腸すっきり。

どちらも暑くて湿度も高いこの時期、脾を痛めやすい私にぴったりです。

他の皆は…「気滞」や「陰虚」

「骨まで染み渡る~」(陰虚)
「胸のつまりがとれる~」(気滞)
などなど、鍼灸師ならではの色んな感想が出てきました。

自分の身体の声を聞くって大切ですね。
何を欲してるのか、そして食べた時の身体の反応から、体調がよくわかります。

お店に入って3時間あまり。
笑って、感心して、楽しんで、
薬膳フレンチを堪能しつくしました。
そう、どんなに身体にいい料理でも、「美味しく、楽しく」食べないときっと効果も半減ですね。

見て美しく、食べて美味しく、そして元気に・・・最高です。

こんなに楽しい時間をありがとうございました。

今回行かせていただいたお店は大阪天満にあるビストロ薬膳「ルヴィーブル(Revivre)」です。
ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。

お店の情報はこちらをクリックしてください

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