こんにちは、小川 環です。
10月も半分が過ぎ、過ごしやすい気候になったものの、日中は25°で「夏日」との天気予報。びっくりです。こんな風に朝晩と日中の気温差が大きいと、体調を崩しやすくなりますよね。
東洋医学では「衛気」という「気」があり、これは、身体を守る防衛(バリア)の役割をしています。
衛気のおかげで、外邪(風邪など)の侵入を防御し、また、肌などを温めて栄養を巡らせ、毛穴を調節して、汗を排泄し体温の調整をする働きがあるとされています。
しかし、衛気のバリア能力が落ちてしまうと、上記の働きが損なわれ、外邪の侵入を許してしまい、体調を崩すことに…。
衛気は、飲食物を有用な気(エネルギー)に換える「運化」という脾の働きから作られます。
そして肺の「宣発」という働きによって、衛気が全身をめぐります。
衛気の防御能力を、発揮する為には、脾と肺にご機嫌でいてもらう事が大事です☝️
衛気は皮膚の約15センチくらいの所にあって、身体全体を防衛してくれています。
ですから、皮膚を鍛えることは衛気を丈夫にすることにも繋がります。
その爲に、山登り、乾布摩擦、水泳、お風呂後の水浴びなどをすることをお勧めします。(←実千代先生伝授)
衛気を強くして、風邪予防をし、この秋冬を乗り切りましょう~✊