ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

Staff Blog スタッフの最新ブログ

2023年12月9日(土)

乾燥☀️と湿度💧

皮をむく前の渋柿(品種:江戸柿)ツヤツヤ大きいです✨


干すとこんな感じです。

こんにちは、小川環です。

寒くなって、空気が乾燥してますね。
院内も朝一は湿度30%です。必要な湿度は50〜60%なので加湿器フル稼働!

適切な湿度が必要なのは、人だけではありません。
今年も干し柿を干しましたが、ポテっと柔らかく仕上がり、今までで1番美味しくできた!と自負しています🤣(実千代先生のお墨付き💕)

というのも
今年は、干した後に何度か雨が降り、また最近も夜中に雨が降り…と、程よく湿度がある状態でした。

調べてみたところ、
「適度な乾燥と、湿度を繰り返すことで、ゆっくり乾燥が進み、渋さが抜け、柔らかな食感になる」とありました。
まさしく今年のお天気は干し柿にピッタリだったわけです!🙌

今年は気候の変動が大きな年でしたが、その気候によって美味しい干し柿が作られたのだなぁ、と。
自然の調和は偉大です✨

植物も人も自然の一部です。
気候に上手に合わせて養生していきたいですね。

個人的には湿度をたもって、ツヤツヤお肌でありたい〜(笑)✨

2023年11月25日(土)

ツヤツヤな髪を保ちたい✨

こんにちは、小川環です。

今週末は、一段と寒いので風邪に気をつけたいですね!

寒い時期は、髪を切るのをためらいますが、ケアを考えると面倒くさがりな私は(笑)、つい短くしてしまいます。

さてこの「髪」、何で出来ているのでしょうか?
東洋医学では「髪は血(けつ)の余り」とされています。

血は、身体全体に栄養と潤いを運び、生命保持には欠かせないものです。
質の良い血が充分に循環することで、髪にも栄養が行き届き、美しい髪が作られる、と考えられます。

また「髪は腎の華()」といい、腎の状態を表します。
髪は「腎」の「精(生命力、生殖力の根源)」の充実度の目安にもなっています。

このことから、血の不足や循環が不十分だったり、腎精が弱って老化傾向になると、髪がパサつく、コシ・艶がない、抜けやすい、など切ない事に繋がります😢

数年前に「ヘアドネーションしよう!」と3年間伸ばしましたが、髪が長くなる程、パサつきが、気になって仕方なかったのは「血」や「腎精」が不足していたんだな💦

血を補うには、レバーやほうれん草、プルーンなどが。
腎を補うには、黒い食べ物(黒豆、ひじき、黒胡麻、黒きくらげ、黒米)などが、良いとされています。
また、質の良い睡眠はどちらにも欠かせません。

髪も健康のバロメーターの一つです。
身体からのサインを観察して、養生しましょ〜!

2023年11月20日(月)

冬は蓄えましょ💪

こんにちは、小川環です。

11月に入っても真夏日のニュースが流れ、暑い日が続き、どうなっているのやら…と思っていましたが、11/8の「立冬」を迎え、やっと暦にあってきましたね。

「立冬」は、暦の上では「冬の始まり」とされており、冬に備える時期と言われています。

東洋医学では五行のうち「五季、五能」というものがあります。
「五季」は「春・夏・長夏・秋・冬」に分けられ、
「五能」は「生・長・化・収・蔵」の事です。冬は「蔵」にあたりますね。
「冬は養蔵の道なり」といって、冬は栄養を蓄える「蔵」と言われるのはこの為です。
人も栄養を蓄えないといけない時期です。

ということで、
★消化の良い暖かい飲食をする。
身体を温めやすい食材である「生姜、かぼちゃ、紅鮭、海老、胡椒、黒砂糖etc」を程よく取り入れる。
逆に生物(刺身や生野菜など)や冷飲(ビールも!)は身体を冷やすので、控えめに。

★身体を冷やさない
衣類でや飲食で調節する他にも、数分でよいので湯船に浸かって身体を温める。(実千代先生の教え)

(さらに…)

2023年10月28日(土)

塩分は控えめに…

こんにちは、小川 環です。

最近、我が家はアサリの潮汁がブームです。
ふだん汁物を好まない母がおかわりを欲するほどで(笑)

旬は春から初夏とされていますが、今も売っていたら買っちゃいます。

アサリは五味(酸・苦・甘・辛・鹹)でいうと「鹹味(塩辛い)」にあてはまり、「鹹味」は腎の働きを助けるもの、とされています。

腎は成長と発育、水分代謝を調節するなど、生命力の根源にあたる臓です。
腎が弱ると、足腰が弱り、骨や歯が弱り、耳が遠くなったりと、いわゆる老化の症状がでます。

ですので、高齢である両親は腎の弱りが進んで「鹹味」を欲して、アサリを好むのかな、と思いました。

ただ、五味は相当する臓を助けますが、摂りすぎるとかえって悪化させるので、味付けは控えめに…。
なんでも匙加減が大事ですね~。

2023年10月21日(土)

身体を守る防衛力をup!

こんにちは、小川 環です。

10月も半分が過ぎ、過ごしやすい気候になったものの、日中は25°で「夏日」との天気予報。びっくりです。こんな風に朝晩と日中の気温差が大きいと、体調を崩しやすくなりますよね。

東洋医学では「衛気」という「気」があり、これは、身体を守る防衛(バリア)の役割をしています。

衛気のおかげで、外邪(風邪など)の侵入を防御し、また、肌などを温めて栄養を巡らせ、毛穴を調節して、汗を排泄し体温の調整をする働きがあるとされています。

しかし、衛気のバリア能力が落ちてしまうと、上記の働きが損なわれ、外邪の侵入を許してしまい、体調を崩すことに…。

衛気は、飲食物を有用な気(エネルギー)に換える「運化」という脾の働きから作られます。
そして肺の「宣発」という働きによって、衛気が全身をめぐります。

衛気の防御能力を、発揮する為には、脾と肺にご機嫌でいてもらう事が大事です☝️

衛気は皮膚の約15センチくらいの所にあって、身体全体を防衛してくれています。

ですから、皮膚を鍛えることは衛気を丈夫にすることにも繋がります。
その爲に、山登り、乾布摩擦、水泳、お風呂後の水浴びなどをすることをお勧めします。(←実千代先生伝授)

衛気を強くして、風邪予防をし、この秋冬を乗り切りましょう~✊

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー