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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2016年10月16日(日)

内経気象学に参加して

平野真奈です。
先日、東洋医学的に気象と体の関係を学ぶ「内経気象学」勉強会に参加させていただきました。
人間は、気象変化の中で生きているので、気象の影響を受けやすいのです。

今回は、夏がすごく暑かったので夏バテと熱中症のメカニズムと、これからの季節の養生方について学んできました。
今年の夏は異常に湿気が多かったですね(>人<;)
異常な湿気は胃腸を弱らせます。
私も、この湿気にやられて、胃がもたれて食後の下痢が10日程止まらない、足がダルくムクミやすいなど…湿にやられてました(>人<;)
こんな時は、胃腸に負担をかけないように少食にし、よく噛んでゆっくり食べ、散歩で体を適度に動かすことが大切です。

体のバランスが崩れている時は、気温変化についていくのがやっとです。
今は季節の変わり目で、急激な気温低下や乾燥など…日々、変化が激しいです。
この時に体のバランスを整え、病気を防ぐことが大切です。

10月29日(土)のmini講座でも「気象と身体の関係について」を楽しく分かりやすく学んでいきたいと思ってます(*^◯^*)
皆さまが日々を元気に過ごせるよう、実りある講座になるよう頑張ります!
たのしみデス?

2016年10月7日(金)

初の自転車転倒

吉田綾乃です。

先日、雨上がりの朝の出勤途中に自転車で見事に転倒してしまいました!派手に荷物もメガネも飛んで行くほど。人生初の転倒です!

登り坂途中から、自転車も通れる歩道に乗り上げようとした所、タイヤが滑りました(・・;)

心優しい人に起こして貰いましたが、顔は笑って、心は呆然。立ち上がる気力が全て飛んでました。

出勤したものの、脱力感と心の緊張が続いて、別世界にいる感覚でした。肘や掌をすりむいただけで、大きな怪我はないにもかかわらず。

無防備な転倒は、気の乱れを長びかせ、心身共にダメージが大きい事を初めて知りました。坂道を通る度、緊張してます。

すり傷はかさぶたに、打撲は紫色になりました。痛みもほぼ無くなりました。でも、心の緊張が取れてこそ、治ったと言えるのかもしれません。緊張が取れると、また転倒しそうですが…(~_~;)

たかが転倒、されど転倒。人の転倒話を軽く受け流していた自分を反省です。

最後にもう1つ大事な事。急いでいる登校途中にも拘らず、自転車を停め、バンドエイドを差し出してくれた女子高生、どうもありがとうございました!涙ちょちょぎれる程、嬉しかった^ ^

そして、怪我、風邪、夏バテ、他諸々にも鍼治療を施して下さる院長とスタッフに感謝です。鍼灸院で働いていて良かったと思う瞬間です。

2016年9月28日(水)

東洋医学で見る病の原因④

橋本伸浩です。いままでブログが旅行日記状態になりかけていたので今回から少し真面目に書いていこうと思います(笑)。

いままで東洋医学で見る病の原因part①~③までは、自然界の季節、気候の変化による発病因子について解説しましたが、それは人体外部からの影響によるものでした。
今回から人体自体に由来して、日常生活の不摂生や精神的要因が関与するものについて詳しく解説していきます。

人体自体に由来する病の原因は大きく3つに分けられます。

1つ目が七情内傷(しちじょうないしょう)と言い、喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の7つの精神的因子のことで、喜・怒・悲・恐・驚など外界の刺激による情緒反応(感情の反応)と、憂・思という思維活動(考えること)を包括しています。七情は本来正常な精神活動ですが、ある程度を超えると「七情大過」となり、発病因子になってしまいます。中国の三大古典書のうちのひとつ「黄帝内経『素問・陰陽応象大論』」に七情大過を起こすと必然的に五臓を傷害すると説かれています。

2つ目が飲食内傷(いんしょくないしょう)と言い、飲食物は身体のエネルギーの原料ですが、飲食の不摂生の状態が続くとまず脾胃(胃や消化器系)が
損傷を受けて病が起こることを指しています。

3つ目が労逸(ろういつ)と言い、適度な肉体労働や運動は気や血の流れを助け筋骨を強健にし、外邪(気候による邪気のこと)の侵入を防御し、体質を強化する手段になります。
また適度な頭脳労働や節度のある性生活も健康の助けになりますが、過度の労働・頭の使いすぎ・性生活の不摂生などは、身体のエネルギーを損傷して発病因子となります。
また労働のあとに適度な休息を取って体力の回復を図ることが必要ですが、過度の安逸は病変を引き起こします。

このように西洋医学では最近になってようやくこの病気はストレスが原因です。と言われるようになりましたが、東洋医学では後代に何度か編集されてはいますが、約2000年前に
上記のことが書かれた黄帝内経『素問』・『霊枢』が存在していたということです。いかに昔の中国人が病になっている人をよく見ているのかが伺えます。

次回以降は先ず七情内傷についてそれぞれ身体にどのように影響があるかを詳しく解説したいと思います!(`・ω・)ノ~~.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★*

2016年9月23日(金)

姿勢

平野真奈です。

先日、ガッカリする事がありました…

鏡を見ると猫背でお尻が下がり、
下腹部が突き出ており、
まるで赤ちゃんのような姿勢でした(>人<;)
長年の運動不足がたたってます…

胃下垂もあり、食後のお腹の出方は妊娠何ヶ月⁈と突っ込まれるほど突き出ます(>人<;)

最近では、猫背の「スマホ姿勢」や、スマホ首など、電子機器の弊害も増えてきているそうです。
姿勢の悪さは、見た目が美しくないだけでなく、健康にも悪影響がたっぷりです!

私は立っている時、右半身に重心をかけることが多く、靴底の減り方をみても右足の外側が一番削れています。
東洋医学では、足の内側を巡っている経絡が脾経と肝経と腎経。外側を巡ってるのが胃経と胆経です。
便秘の上に過食が止まらない時は、上廉穴(胃経のツボで足の外側の脛にある)が突っ張りこってきます。たまにゴリゴリとほぐしたいぐらいに張ってきます。
外側に突っ張ることが多いので、靴も外側が削られているのだと思います。

姿勢も身体の調子を現すサインですね。
ついつい楽な姿勢がクセとなり当たり前になってますが、鍼灸治療で体を整えると姿勢もよくなり、さらに気血がよく巡り治癒力もアップすると思います^ ^
季節の変わり目で体調を崩しやすい今、鍼灸治療で身体を整え秋を満喫します!

2016年9月10日(土)

気逆咳

吉田綾乃です。

私の妹は、仕事の都合で韓国に移住しています。2日前に半年振りに帰国。帰るなり激しい咳の連発です。夜に身体を横にすると、咳が激しくなり、ここ2週間はこま切れ睡眠で、寝不足との事。

約2週間前に日本からの来客が重なり、商談の為に歩き回り、大汗をかいた後に過剰にクーラーのきいたカフェで、震えながら又商談。これを繰り返した結果、咳と発熱が始まったようです。

帰国中に何とかせねば!と私の鍼灸師の血が騒ぎました。

まず、背中の上部真ん中にある「大椎」というツボにお灸をし、その後、頭のてっぺんにある「百会」に鍼をしました。

すると咳がスーッと引いて、深い眠りに。鍼を抜いた事も気付かなかったほど、朝まで熟睡。

食べる事が大好きなぽっちゃり型の妹。 遠方からの来客となると余計に食事も美味しく豪華に。そして、厳しい商談。最近ダイエットしてスリムになった所に、急激に食事量が増え、脾胃に負担を掛けてしまった最中、過剰なクーラーの寒邪が首筋から襲ったと考えました。そして激しい咳、東洋医学で言う「気逆咳」の症状が表れたと考えました。

関西も漸く蒸し暑さから解放され、肌寒さと隣り合わせの季節がやって来ました。ほどよい食事量と首を冷やさないように注意して、最高の秋を楽しんで過ごして行きたいです。

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