吉田綾乃です。
先日、北辰会の勉強会に参加してきました。秋晴れの三連休最後の日にも拘らず、実技指導、講義を担当して下さった先生方、ありがとうございますm(_ _)m
そして、毎回遠方から勉強会に参加の先生方の熱心さにも自分自身も鼓舞されます。
今回は、『飲食』と『気・血・津液(しんえき)』についての講義でした。
人は食べ物から体内で身体に必要な気、血、津液を作り出します。その中でも皆さんには耳慣れない「津液」について、勉強してきた事を一部紹介します。
身体に必要な水分の事を東洋医学では総じて「津液」と言います。
津液は、「津」と「液」に分けられます。細かく言えば、「津」は脈外の皮膚や肌肉を潤し、栄養を補給します。「液」は、脈中に入り筋骨を潤して関節の動きを滑らかにし、脳や骨髄を栄養する働きがあります。
津液が滞りなく体を巡っていると、お肌プリプリ、足腰滑らかに動くという事です。まるで高級な化粧水のようです(^.^)
また津液は体温を一定に保つ為に重要な役目を持ちます。
例えば、夏、気温が高い時は、体温も上がります。そうすると、津液の一部である汗をかいて、体温下げようと働きます。一方、冬、気温が低い時は、体内にも冷えが生じ、冷えの元になる津液を尿として排出し、体温を上げようとしてくれます。(津液は陰なので、陰を出すと身体の陽気が高まるという陰陽理論です)
私はいつもお風呂上りに暑くて水分を摂りますが、最近、寝ている間にトイレに起きてしまいます。冷えですね~(~_~;)年齢がいくと、喉はカラカラになるものの下半身は冷えて頻尿になるという。。。。とほほ。。。
このように、津液は体温の調節、つまり陰陽のバランスを保つ大きな役割があります。
津液を体内でよりよく保つためには、睡眠、散歩、ストレスを溜めない、胃腸に負担をかけない事を特に気をつけて下さいね。
私も津液をよりよく保って、健康優良婦人を目指します。