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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2017年5月15日(月)

伝統工芸体験 第2弾!

平野真奈です。

だんだんと暑い日が出てきて梅雨、夏の足音が近づいてきました。
日本では、夏の暑さを和らげる一つに昔から風鈴が愛されてきました。
チリンチリンという響き、涼しげですよね~
昔、窓辺に祖母が風鈴をかけてくれたのを思い出します。
今年のゴールデンウィークは、去年の江戸切子体験に続き、東京で「江戸風鈴作り」を体験してきました。

江戸風鈴は、江戸時代から伝わる製法で作られ、今でも一つ一つが職人の手によって作られている伝統工芸品です。
現在、江戸風鈴を製作しているのは、東京ではもう2件しか残ってないそう…。

先生が全てサポートしながら,全行程を丁寧に教えて下さいました。
まずは、ガラスを熱で溶かし、息で膨らまして風鈴の丸みを作っていくのですが、釜の温度はなんと約1300度。
室内は蒸し暑く、夏場の作業は大変そうです(>人<;)
熱で溶かしたガラスをストロー状の棒ガラスの先に少しのせて、風船のように息でフゥ~と膨らまします。
2回に分けて膨らませていくのですが、これが本当に難しく、息を吹き過ぎると破裂してしまいますし、モタモタしていると形がイビツになるし…
全行程の修行に、10年はかかるそうです。。

江戸風鈴の特徴は3つあります。

・風鈴の縁の部分がギザギザ
・型を使わず作られる為、一つ一つ違う形と音色が出る
・風鈴の内側から絵付けを行う

↑この写真のように、鳴り口の断面がわざとギザギザになっているため、振り管とこすれることによって良い音が響きます。
断面がツルツルだと、キレイな音が出ないそうです。弱い風だと振り管が滑ってこすれるだけで音が響きません。でも、ギザギザにすることによって、そよ風で触れただけでも音が鳴るようになっています。
また、型を使わず全て手作りの為、音色が様々で世界に一つだけの風鈴を作る事が出来ます。
私の風鈴は、やや高めの音になりました♪

完成した江戸風鈴

次は、熱が冷めたガラス風鈴に絵を描いていきます。
江戸風鈴は絵付けをガラスの内側からしていくのが特徴です。この方が絵が長持ちするからです。
狭い切り口から、曲線のガラスに水彩絵の具で絵を描いていきます。
これまた、難しい…
自由に描いて良いとのことで、花びらに挑戦しましたが、歪な形になってしまいました(>人<;)笑
下手くそですが、自分で作ると愛着が湧いてきます。

今回、風鈴作りを教えて下さった先生は、だいたい一年間で1万2000個製作し、約50年間作り続けているそうです。
「自分だけが満足したらそれは趣味になってしまうから、常に買い手のことを考えつつ、伝統の技を磨いている。そして、後継者に伝えていくんだ。」とおっしゃってました。
跡継ぎの二人の息子さんが、熱心に技術を学んでおられました。

鍼灸も伝統ある医療です。
先人の先生方が残して下さったこの伝統を形だけでなく、魂・精神も継承していく。
そして、一人でも多くの患者さんに元気になっていただけるよう、これからも日々精進していこう!とまた決意しました。

2017年5月10日(水)

次の祝日は7月17日┐(´・c_・` ;)┌

こんにちは!橋本伸浩です。

今年も気付けば5月。段々と一年が短く感じるようになってきました(;´∀`)

さて5月と言えば、五月病。五月病は月から新しい環境になり、それから来るストレスや

季節の代わり目による自律神経のみだれ、GW中に夜更かしや運動不足などによって

起こってきます。

海外でもクリスマス休暇明けに気分が落ちこむことをJanuary blues(青い一月)といい、

五月病と同じようなものがあるようです。

東洋医学では五月病の症状は身体と心の気のめぐりが悪い状態、

「気滞」のため起こって来ます。

身体を動かすことによって気のめぐりをよくすることで「気滞」を解消し、五月病の予防ができます。

また楽しい趣味や、お笑いなどで笑うことで、

心のリフレッシュを行い、心も身体も気のめぐりをよくして、五月病を発症することなく

充実した日々を送りましょう(`・ω・´)!

2017年5月8日(月)

5月のプチ断捨離

鍼灸院のサボテン、大きくなったのでお引越し

チビサボテン出ました!

吉田綾乃です。

最高のお天気に恵まれた今年のゴールデンウィーク。私は冬物洗濯と部屋の掃除でお部屋も頭もスッキリさせて、5月再スタートです(^.^)

出掛けるべきか、片付けるべきか、激しい葛藤の末のプチ断捨離でした。 残りの休みは絶対出掛ける!と決心したから出来たかもしれません。陽気が心地いいこの時期に、掃除や洗濯の為に家にこもるのは、私の性分には合わないなぁ…と実は悶々としながら始めました。

タンスの衣類や本の断捨離、雑巾がけ等々、片付けが進むと、他の家事の段取りが不思議とはかどります。無駄な物が身の回りからも、頭からも消えていくとスッキリ、爽やかな気分になっていきました。

私は物は大事にいつまでも使いたい、新しい物は置いておきたい、溜め込み癖がついていました。物を探す手間や、買い過ぎなどで、自分が振り回されてしまうのは本末転倒と反省もできました。物にも気を巡らせてあげないといけませんね。一つ一つがより大切に生き生き見えます。

次はキッチンの収納、使わない調味料や乾物の断捨離!口に入れる物こそ、出来るだけ新しい物を無駄なく使いこなしたいです。考えると楽しくなってきます。想像だけで終わらせないよう、プチ断捨離続けていきます。

2017年4月22日(土)

湿気でダルダル

平野真奈です。

三寒四温が続く今の季節、20日の穀雨(穀物の成長を助ける為に雨が降る時期)を過ぎ、暦の上でもこれから降雨量が増える時期に入ってきました。

最近は雨が降ると梅雨並みの湿気で、この前、院内の湿度がなんと、70パーセントになってました(>人<;)
自分の家でも湿気がひどく、ついに布団にカビが生えてしまいましたΣ(゜д゜lll)
これはイカン!と急いで除湿器を購入m(__)m

急激な気温上昇も重なり、湿気と熱気が重なりジメジメと不快で、体にも影響が出てきました。

適度な湿気は大事ですが、過剰な湿気は体にとって「湿邪」という「邪気」となり害を及ぼしてしまいます。
湿邪の特徴は、重たく動きにくい性質があり、気の流れを阻害させ停滞させます。
代表的な症状は、体が重だる~くなることです。
湿邪は下部へ流れていく性質があるので、足のムクミが顕著になったりします。

また、湿邪の影響を最も受ける臓腑は脾胃です。
脾胃は消化吸収を司る臓腑です。

脾胃が湿邪にやられると、
・胃もたれ
・食欲不振
・体(特に手足)が重だるい
・下痢(泥状のベッタリしたもの)
・舌の苔が分厚くなり、口内がベッタリする
・皮膚の色が黄色くなる などの症状が出やすくなります。

私は全て該当しておりました…
湿邪にやられまくってますね。

こんな時は、室内の湿気を50~55パーセントにキープするよう、除湿器を活用すると簡単に湿度調節が出来ます。
脾胃に負担をかけないよう、しつこい食べ物(チーズやもち米系のもの)を控えた方がいいです。
また、手足をよく動かすと脾胃も動き、気が巡り、体も軽くなるのでどんどん散歩するのがオススメです。

気候も暖かくなり、新緑のキレイな季節になってきました。
自然を感じながら、ゆっくりと散歩するとすごく気持ち良いですね。
梅雨を快適に過ごせるよう、今から養生していきます。

2017年4月14日(金)

第8回ミニ講座を終えて。

4つの気の病気の説明中

気の作用6つ…。緊張で記憶が飛んでます。

吉田綾乃です。

4/8(土) 第8回目の東洋医学ミニ講座を開催しました。

その日は、朝から小雨がシトシト、湿気と皆さんの熱気で会場がムンムンする中での開催でした。足元悪い中、わざわざ足を運んで頂き、ありがとうございました。心より感謝申し上げますm(_ _)m

そして、今回は鍼灸師の松田蓮山先生が講義を聴きに初参加して下さいました。遠路はるばる東京からです。後ろの端の方で存在を隠しながらも、存在感のある、安心感を与えて下さる有難い存在でした。

今回のテーマは「気」についてです。「名ありて形無きもの」です。東洋医学の知識が少ないと理解が難しいのですが、初心者の方々にも解りやすく、平野先生が説明されました。気一元、陰陽論などの東洋医学の考え方の基本から説明されました。基本の勉強は、鍼灸師にとっても大事な機会です。自分の技量に合わせて理解が広がりました。

次に、私が「気」の作用を6つ説明し、その後に代表的な「気」の病気を4つ説明しました。

内容については、スタッフ3人でテーマと大まかな内容を決めます。その後、それぞれのパートの原稿作成に掛かります。3人の原稿を根気よくチェックをして下さる院長には、感謝の一言です。

私達にとっては、講義当日より準備の数週間が緊張感溢れる時です。毎回、超えられいハードルを歯を食いしばりながら、よじ登っている感じです。でも、院長からOKが出た時の喜びは一入。当日までの気合いに変わります。

次は、橋本伸浩先生の養生法でした。
4つの「気」の病気、「気虚」「気陥」「気滞」「気逆」それぞれの養生法を説明されました。参加者の皆さんには、事前にチェックリストを通して、自分の体のタイプを確認して頂きました。皆さん、ご自分の為、ご家族の為にと前のめりで聴いておられました。息子の喘息の養生が良くわかりました。早速実践して行きます、と養生をメモしている小学生のお母様。ご家族は幸せですね。

最後に実千代先生のまとめのお話。日本人の寿命は世界一だが、健康寿命は平均寿命より約10才も低い事を例に挙げながら、養生の大切さを説明されました。

まとめの以外でも、私達スタッフ3人の説明の合間に、タイミングよく補足を追加して、流れをスムーズにして下さいます。私が冷静に戻れるgood timingです。さすが、全体のバランスを整える東洋医学の先生です。

今回で8回目のミニ講座。少しだけ落ち着いて話が出来るようになりましたが、新しい課題も出て来ました。背伸びしながら歩いていても、いつの間にか地に足がつき、またすぐ背伸びが始まる。それの繰り返しの上に成長があるものですね。

次回は7月を予定しています。小山をよじ登る準備、始めて行きます(^.^)

色々駆使して説明する平野先
生。

話し出したら止めれない院長。

1 48 49 50 51 52 75

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