こんにちは、平山杏です。
やっと冬らしくなってきました。
私は冬が好きです。澄んだ空気が好きです。
でも寒さは苦手なので、朝晩の冷え込みには注意しています。
先日久しぶりに師匠蓮風先生のところへ行ってきました。
先生の院の庭にざくろの木があるんですが、今年は大豊作で、
「ざくろ酒作ってくれ〜(^ ^)」ってことで受け取りに。
治療見学もしてきました。
今年の春に内弟子を卒業してから、2回目の研修です。(もっと来いと言われました(m-∀-)m)
慣れた場所で、何度も見た光景ですが、見えること、感じることが以前とは全く違います。
診療開始と共に漂う空気感に気が引き締まります。
蓮風先生は、場を支配するのがとても上手です。
もちろん治療は鍼を使われるのですが、鍼を持たなくても相手の緊張を緩めたり逆に緊張させたりを自然にコントロールしています。
久しぶりに行ったためか、叱咤激励をたくさん頂きました。
離れてからも気に掛けてくださっていることに感謝して、少しずつでも師匠に近づけるように、一人でも多くの患者さんの役に立てるように、がんばります。
こんにちは!橋本伸浩です。
最近グーグル社から「Pixel 3」というスマホが発売されました。
この「Pixel 3」はGoogleレンズというリアルタイムにカメラから情報を読み取り、AIが必要な情報を出してくれるサービスが利用できます。
このGoogleレンズがすごいんです(;´Д`)
たとえばカメラを商品(本や衣服、文房具などなんでも)をかざすとその商品のションピッグサイトへアクセスが出来、植物や動物などにかざすとそれらの名前が表示され、他の言語(英語やフランス語中国語などなんでも)も瞬時に翻訳されます。
あーこれの名前なんだっけー?ということがほぼGoogleレンズで分かるそうです。
このような画像認識能力がグーグルを始め世界中の企業が競い合い、飛躍的に向上し医療分野でも活躍が見られる時代が来ています。
先日AIによる画像認識が非常に似ている2種類の肺癌を97%の精度で判別できるようになったと発表がありました。
いままでは遺伝子解析をしなければ2種類の肺癌を確定できませんでしたが、画像のみで遺伝子解析と同等の識別率を上げたことに驚異に値します。
すでに人間を超える観察力をAIが身につけてきています。(AIに身はないですが(笑))
我々鍼灸師は日々患者さんの動作、表情、顔色、舌の状態、声の状態、ツボの状態など、さまざまな情報を観察しています。
これらには現在の身体の情報がダイレクトに反映されるからです。
わかりやすい例で言えば、疲れて風邪を引くと弱弱しい声しか出ず、よく寝て気力が充実しているときは張りのある声になるなど声ひとつとっても、その人の健康状態を見ることができます。
みなさんも自分の身体を日々観察することで自身の健康状態が簡単にわかります。
何をチェックすればよいかはまた次回以降解説していきますね!
また来年行われるミニ講座にて解説する予定となっているのでそちらもお楽しみに・・・?
吉田綾乃です。
先日NHKの健康番組で、免疫力について特集していました。そこで取り上げられていたのが、リンパ球です。
リンパ球は血液の中に存在し、病原菌が血管の中に入って来ると直接やっつけます。前線で敵と戦う役割です。癌細胞をも死滅させるほどのパワーの持ち主です。
その番組では、リンパ球の数と風邪ウィルスの感染について調査しました。まず、被験者達のリンパ球の数を調べ、その後に風邪ウィルスを鼻から注入するのです。リンパ球の数が風邪に感染に関係しているのかを調べるのです。
その結果、全く風邪に感染しない女性が1人いました。しかし、その女性のリンパ球の数は、他の人よりも少なかったのです。
何故?? リンパの動き方が激しいから?リンパ球の質が良いから?リンパ球が大きいから?など、想像が膨らみます。
その理由に大きく関係しているのが、リンパ節でした。リンパ節は、リンパ球が普段静かにしながら潜んでいる場所です。彼らにとっては居心地がいい場所だそうです。そこで抗体としての準備し勉強をするのです。
体内に病原菌が入ってくると、リンパ節からリンパ球が血管へ飛び出し、前線へ向かいます。その時、多くのリンパ球が血管に現れるとそれだけ強力な戦力になるという事です。
風邪をひなかった女性は、リンパ節から誰よりも多くリンパ球が出動し、メリハリが大きかったという事です。
では、どうすれば、リンパ節から多くのリンパ球を出動させる事が出来るのか?ここが大きな問題です。 それは、交感神経を緩める事!なんです。
そう、まさに鍼灸治療(^.^) 鍼灸は、凝り固まった筋肉を緩めます。そして、気血の巡りを促し、心の緊張感をほぐします。そうすると、交感神経の高ぶりもおさまり、リラックスモードに切り替わるのです。
鍼が免疫力を高めると言われるのが、このメカニズムが関係していると私は実感します。
凝りがほぐれて、免疫力もアップ!です。
身体の仕組みが解明されるにつれて、鍼灸治療の効果に納得がいきます。 益々鍼灸の可能性を沢山の方に知って頂きたいと願うばかりです。
こんにちは。
動物好きが定着しつつある平山です。
先日、子犬を迎えました(・∀・)
私の家には、私が幼少の頃から途切れることなく犬が居ました。
最後の子にしようと飼っていた犬は8月に亡くなり、なんとなく寂しい空気がありました。
家の中のふとした光景に物足りなさがあって、思い出して、寂しくなるんです。
家にいる時間が長い両親は特にそうで、今回弟と一緒にサプライズで連れ帰ってきました。
わんぱくな人懐っこい子で、一気に賑やかになりました。
また、もう一つの目的が私にはありました。
『呂氏春秋』という古典に、
「流水は腐らず、戸枢の螻せざるは、動けばなり。形気もまた然り。」という文があります。
「流れている水は腐らず、開き戸の軸は虫に喰われることはない、どちらも常に動いているから禍がない。人間の身体も同じである。」という訳になります。
私達の身体は、気・血・水で構成されていると東洋医学では考えます。
つまり、これらが常に流れている状態、動いている状態が健康であるということを示しています。
運動いいよ~って言っているんですね。
私達人間は動物なので、動いている方が自然に近いのです。
ということで、運動必須な犬を飼って両親に散歩してもらおうと思ったわけです。
運動して巡りが良くなると鍼の効果も大きいです。
皆さんも自分なりの運動習慣を作って巡りまくってる身体にしましょ( ˆoˆ )/
こんにちは。橋本伸浩です。
最近急に秋らしく、乾燥して涼しく過ごしやすい日が続くようになりました。
うっかり窓を開けて寝ていると薄い毛布1枚で寝ている私は((´д`)) ブルブルと途中で目覚めてしまう日が数日ありました。
現在10月20日は二十四節気で寒露(かんろ)、七十二候で蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)。
家の窓を開けているとコオロギや鈴虫など秋の虫の音がよく聞こえてきます。
さて秋といえば○○の秋!という言葉がよく使われますが、みなさんはなにを想像されますか?芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などなどありますがやっぱり一番は食欲の秋が始めに思い浮かぶと思います(笑)
ではなぜ四季の中で秋だけが食欲の秋と言われるのか
そもそも食欲は空腹を感じて脳と胃腸の相互作用によって調節されています。つまり胃腸の働きが活発になれば食欲が出てきます。
東洋医学では五臓の内のひとつ、脾(ひ)の臓が食物を消化吸収して栄養水分を全身に巡らせる働きをしています
この脾の臓は湿気を嫌い、乾燥を好む性質があるためムシムシした環境では胃腸機能が低下するため食欲減退し、カラッと乾燥した日は胃腸機能が元気になるため食欲が増します。
よって秋になると乾燥するため食欲が出やすいと考えられます。
また脾の臓は手足を動かすと機能が亢進するため運動すると食欲が増加します。
冬場も乾燥していますが、寒くて運動しなくなりじっとしていることが増えるため脾の臓の機能が低下します。
食欲の冬といわず食欲の秋と言われる所以は、乾燥し晴れている日も多いため他の季節よりよく身体を動かすためと考えられますね。
現代医学的には秋に寒くなると体温を上げるため基礎代謝量が増えるため、身体にカロリーが必要となるため食欲が増えるという説があります。また
サンマや栗、きのこやサツマイモなどなどおいしいものが沢山ある秋。旬のものを取りつつ、コスモスや紅葉を見にウォーキングやハイキングなどで体を動かすことが胃腸を健康に保ち元気に秋~冬にかけて過ごせるためのポイントです!
是非みなさんも日々季節を感じながらすてきな秋を過ごしましょう(゚∀゚)!