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2019年2月2日(土)

皮膚を鍛えると風邪知らず!?

こんにちは!橋本伸浩です。

気付けばもう2月。あっという間に月日は過ぎますね(;´Д`)

現在二十四節気では大寒。一年で一番寒さが厳しくなる時期です。今年の冬は寒さよりも降水量の少なさから来る乾燥が酷く、インフルエンザが大流行しています。テレビでは降水(積雪)しないため富士山の雪がなくなり山頂付近でも山肌が見える状態を流していました。

乾燥は東洋医学で燥邪と呼び、陰液(身体の潤い成分)が不足し皮膚や目が乾燥します。また肺に悪影響を与えます。肺は皮膚と密接な関係にあり、皮膚がよく潤っていると外邪(風邪やインフルエンザなど)から人体を守ってくれます。

つまり乾燥により肺が弱ると皮膚も乾燥し防御機能が低下して風邪にかかりやすくなると東洋医学では考えることが出来ます。よって普段から肺や皮膚を丈夫にしておくことが風邪予防にもなりますね。

では肺を鍛えるにはどうするか。

一番は運動して肺をよく使うことです。しかし運動がいいですと言われてもなかなか出来ませんよね(´Д`)運動嫌いな方は次の2つのことをしっかりやってください!

二番目に重要なことはよく寝ることです。昼は陽、夜は陰の時間です。夜に寝るというのは陰液(潤い成分)を補うことになります。実際睡眠をしっかり取っていると肌が潤い、睡眠不足だと肌がかさかさしたり化粧が乗りにくいなどを経験された方も多いと思います。よく寝ることで皮膚とともに肺も潤いますので秋~冬は睡眠時間を取ることが重要です。

三番目に単純ですが湿度を50%以上に保つことです。この時期加湿器をつけないと30%、ひどいと20%程度まで湿度が低下します。そのような環境に長くいると肺の機能も低下してきます。加湿器またはマスクの着用で肺を乾燥させないことが大切です。

最後に肺によい食べ物を紹介します。

滋陰(肺を潤す)する食べ物は主に秋の食べ物がよいとされています。特に梨と柿はのどや肺を潤し炎症を抑える効果が高いです。

またギンナンも肺にいいですが、中毒を起こす食べ物ですので一日3~5個までにしておくほうがよいそうです。

まもなく2月4日に立春を向かえ、春になっていきます。

しかしまだまだ寒さはきつくインフルエンザも流行っていますので上記のことを実践し元気に春を迎えていきましょう!

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