吉田綾乃です。
最近、韓国ドラマの『ホジュン』のDVDを観ています。今頃ですか〜?と言われそうですが^_^;
全65話もあり、なかなかチャレンジ出来ずにいましたが、患者さんからDVDをお借りし、時間を掛けて観ています。Hさん、感謝感謝です!
『ホジュン』のストーリーは、朝鮮王朝時代の名医ホ・ジュンの波乱万丈の生涯を描いた歴史ドラマです。今の時代にはあり得ない苦難を忍耐強く、また努力によって誠実に乗り越える姿に、私も勇気が湧いてきます。
何事もたゆまぬ努力なくして達成できない事、時間と経験が必要であり、無駄など何もない事がよ〜くわかります
_φ(・_・
早期に結果ばかりを多く求める現代には逆行しているのかもしれませんが、時代を超えた教訓ですね。
このドラマのワンシーンに、「風邪も治せないのか!」とホジュンが師匠に叱責されていました。
一般に、鍼灸療法は肩こり,腰痛、神経痛、関節炎ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、このドラマを観ていると、鍼の治療の幅広さを再認識します。
東洋医学の「風邪をひく」メカニズムは、天気や季節などの外的環境と、人の体の状態、どのように弱っているか?との両面に原因を求めます。
臓腑の弱りや、気血の不足を補って治す場合、邪熱や気血の停滞を巡らせて治す場合…鍼の効能は実に幅広いです。
『風邪には鍼灸』
この言葉が当たり前になるような日を目指して、精進して行きたいと思います。