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2020年11月21日(土)

渋柿は冷凍すると甘くなるんですって

こんにちは、平山杏です。

秋なのか冬なのかよくわからない天候が続いていますね。

私個人的には、色んな果物が出回ってスーパーが楽しい時期なのですが*

今年は初めて干し柿作りにチャレンジしました。

うまく出来るといいなと毎日眺めています(●´ω`●)

柿には、身体の余分な熱を取り、津液を補い、気を降ろす働きがあります。

経絡では、心、肺、大腸に影響します。

柿はビタミン豊富で、ビタミンCにおいてはレモンの20倍含まれているとか。

効能として、喉や口の渇き、咳や痰の切れを改善します。

柿の旬は10〜11月で、乾燥が強いこの時期に、潤い作用の強い作物が出来るなんて、 自然って本当良く出来てるなと感動しますね(*’▽’*)

葉っぱやヘタの部分にも薬効があり、乾燥させてお茶にしたものは、利尿作用が高く、また高血圧の人対してや、止血作用として胃・痔・鼻・月経過多・眼底出血の人にも補助薬として使われます。

実の部分においては、生のものは寒性、干したものは温性となり、

生柿に含まれる酵素がアルコール分解を促進するため二日酔いにも効果的だそうです。

また少量であれば、腸を潤し、便秘の改善になりますが、柿に含まれるタンニンという成分の働きで、多食すると便秘になりやすくなるという面もありますので食べすぎは厳禁です。

胃腸があまり強くない子供や高齢者、また冷え性や下痢傾向の人には、冷やしすぎる可能性があるため、美味しくても沢山は食べないように(^^)

ただ、この時期だからこそ注意することがあって、

同時期に出回る芋類(特にさつまいも)や、牡蠣、カニとは食べ合わせが悪いようなので、一緒に食べないようにしてください。

鉄分とも相性悪いそうなので、鉄分の多い食品や鉄剤を摂る人も気をつけてくださいね。

美味しい柿を食べて潤いを保ちましょう~♪

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