こんにちは、平山杏です。
先日、芸人の名倉潤さんがうつ病による休養を発表されましたね。
東洋医学的にも様々な原因がありますが、うつ病は、肝の気が停滞して起こることが多く、血不足などもかなり病状に影響します。
頸椎ヘルニアの手術後から発症したそうですが、手術以前に、気の停滞の元になるストレスだったりと、バックグラウンドの部分を解消できずにいたために病に繋がったのではと私は推測しています。
ワイドショーで、心療内科医の先生とうつ病経験者の女優の高木美保さんがコメントされていました。
心療内科医の方は、
神経質で、思慮深く、真面目な人が鬱にかかりやすい。そのためになかなか仕事を休もうとせず長期戦になりがち、と仰っていました。
一方で高木さんは、
自殺を意識したときにやっと休むことを選択できた、と経験者ならではのご意見でした。
同じことを話しているのに、表現の違いで受ける印象が全然違いました。
いかにその人を理解できるかで、出てくる言葉も変わってきますね。
治療する側として、人間理解が大切だと改めて感じました。
東洋医学では、心が不調のときは身体から、身体が不調のときは心から治療することで病気を治していこうとします。
こういう鬱が注目されているときこそ、鍼灸がピックアップされてほしいな思います( ´ × ` )