症例

2016年11月14日(月)

眩暈[神経内科]

60歳女性、平成28年3月下旬初診。

主訴:回転性の眩暈→ フワフワした眩暈。

(眩暈履歴)
★1回目約6年前12月→ 夜布団の中で眩暈(回転性)身体動かせず首を右下のまま静止。
★2回目約5年前5月→ 夕食後7時〜翌朝6時迄同上の眩暈(回転性)で一睡もできず。
★3回目約半年前10月末から11月→ 起床時に眩暈(回転性)し初めて嘔吐。安定剤と眩暈止め薬服用し改善。血圧も突然180/110に。3回とも眩暈時は息苦しさも伴う。

*1回目と2回目は家族介護で多忙時、3回目は引っ越しで多忙後ホッとした時。

増悪因子:精神的ストレス、不眠。緩解因子:ぐっすり寝た時。息苦しさはゲップで緩解する。

七情:心配性、娘さん曰く「母は全ての人の苦しみを自分のものにしてしまう」

(体表観察所見)
舌(写真)、脈(4至半強、滑脈、尺位左虚、幅無、力有)、原穴:太衝左虚、太白〜公孫(左)、内関右実、外関左虚、百会(左)熱実、右心兪実、右脾兪虚、左陶道から神道までの1行実。
その他:手顔中心にかなり黄色、スタッフ体表観察中に腹部、背中が発疹出現。

【チャート図】

画像(250x120)・拡大画像(572x276)

(チャート図上をクリックしたら大きくなります)


(治療)
初診:申脈(右)2番10分。
2診目〜4診目:後渓(右)→(左)→(右)30分
5診目〜25診目:太衝(左)。

(治療効果)
初診後よく眠れて、2診目から不安感が半減。回転性の眩暈はなくややフワフワした眩暈有り、3診目には公孫や太白等の穴の状態が改善される。眩暈消失。鍼治療後眩暈は一度も出ず。心配し過ぎる事も全くなくなり精神的に安定。

(まとめ)
遠方から根気よく通院して下さり感謝いたします。小さい頃から虚弱の上、ご家族や人の心配ばかりして身体を酷使されてましたが、鍼をされてから体力が出てこられました。

5診目から25診目までは、左太衝穴を使用しました。ツボの左右差が整う事が大事なのですが、整うのには時間がかかりました。これほど身体のバランスが偏っていた証拠です。

何より精神的に安定され、その姿に現在、娘さん夫婦、お孫さん達も通院して下さっています。鍼は心身共の健康を得られる優れものです。

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