ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

Staff Blog スタッフの最新ブログ

2019年10月11日(金)

秋の気候

こんにちは!橋本伸浩です。

10月に入ったにも関わらず、ここ数日は暑い日が続いていまね。しかし今後は平年並みに気温が下がり、寒暖差が大きくなるので体調管理が大切となってきます。

秋は一般的に朝と晩の気温差が大きく、空気が乾燥しやすい季節です。五臓(肝・心・脾・肺・腎)の内、肺の臓は乾燥に弱く、秋は咳や皮膚疾患などの影響が出やすいです。

また呼吸器が弱い人は風邪を引きやすいと一般的に知られていますが、東洋医学では風邪は皮膚の腠理(そうり、毛穴のようなもの)から入るとされているため、腠理の開閉を行う肺の臓が弱ると冷気が身体の中に入り、風邪を引いてしまいます。

東洋医学の原典、『黄帝内経素問』の「四氣調神大論篇」に秋の養生について書かれています。
簡単に説明すると、昼間は短くなり夜が長くなるため、早寝早起きすること。
気持ちを外に向けず心を安定させ、呼吸を乱れさせないこと。これに逆らえば冬にお腹を下し、身体の陽気が漏れて、寒気に侵されやすくなる。とあります。

これらを守りつつ、旬の食べ物(芋類やきのこ、秋の魚)などを食べて補気をして、散歩を行えば寒暖差があっても元気な秋を過ごせます。

食欲の秋、文化の秋、運動の秋と楽しみがいっぱいある秋をハツラツと過ごしましょう(`・ω・´)!

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー