こんにちは、平山杏です。
梅雨に入ってから、蕁麻疹や皮膚の痒み、浮腫みを訴える方が急増しています。
実は私も数年前に、突然顔が腫れたことがありました。
瞼、頬が浮腫んでパンパンに膨れ上がり目も開けられないほどに。。
家族には、お岩さん!?と驚かれました(u_u)
西洋医学の病名で言うと、クインケ浮腫の状態です。
軽いものも合わせると、計3〜4回お岩さんを経験しているんですが(笑)
梅雨時期に2回、秋の台風接近時に1回といずれも湿気が多く、少し冷やっとする日ばかりでした。
私の場合、
食欲がないのに消化の悪いもの(焼肉、魚介)を食べすぎ、
しばらくしたあと、特に入浴後に寒気を感じ、腹痛、下痢になった途端に、
顔がむくむくと膨れていきます。
(もののけ姫の祟り神がいるんじゃないかってくらいむくむく動くのがわかります。^ ^;)
一番酷かったときは、呼吸も浅く、空咳も出ました。
天候が不安定なときは眠りが浅いので、睡眠不足もベースにあったと思いますが、
原因は、
食べすぎ+風邪です。
湿度が高いと胃腸の働きが悪くなり、
普段余裕で食べている量でも負担になったり、油物や味の濃いもの、肉や魚は消化に時間が
かかるので、胃を酷使させることになります。
また、暑い日が一変して気温が下がると、風邪を受けやすくなり、
風邪の影響を受けると、肺の気の巡りが悪くなり、水分代謝も悪くなります。
この胃腸の弱りと風邪引きからくる顔の浮腫みを、中医学では風水証といいます。
外関、中脘、申脈で、反応が顕著なところを選穴すると、
むくむくが進行中でも、腫れが止まり、翌日には7割減、その後2〜3日かけて引いていきます。
自分で出来る養生としては、
この時期は胃を大切にすること。
半袖で我慢しないこと。
雨や、汗、炊事で濡れたら濡れたままにしないように気をつけましょう。
実千代先生がYouTubeで皮膚と肺気の関係についてご説明されてるので、
ぜひそちらもチェックしてくださいね!