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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2019年10月12日(土)

断食からの学び

こんにちは、平山杏です。

院長ブログでも書かれていたことですが、
脾胃を休めるために週一回の断食をしようということで、その第1回目を先週行いました。

結果から言いますと、実千代先生と私は支障が出たので中止(笑)。
他スタッフはゆるく継続ということになりました(笑)。

私が中止になった理由は、清陽不昇です。
「清(せい)」とは、人体に必要な栄養物質を意味します。

東洋医学では、食べ物は胃で消化され、脾がその栄養物質の「清」を一旦身体の上部に持ち上げ、全身に散布させると考えます。
ちょうど煮えた鍋から蒸気が昇るような感じです。

清陽不昇とは、この清を持ち上げる作用がうまく働かず、栄養をうまく運べない状態を意味します。

清陽不昇状態になると、
めまいや立ちくらみ、頭がボーっとするなどの身体の上部症状が現れます。

また、脾には重力に逆らって内臓の定位置を保つ働きもあり、
清陽不昇の状態が長く続くことで、内臓をも持ち上げられず、
子宮脱や脱肛といった内臓下垂などの下部症状として現れることもあります。

私は、まあ、普段からボーっとはしがちですが(^_^;)

今回の断食では、
頭が働かず、常に眠く、姿勢を維持するのが辛くなりました(笑)。

あと、「食べちゃいけないプレッシャー」を過剰に意識しすぎたことで、
肝が更に脾に追い討ちを掛け、
脾がうまく機能しなくなった為に清陽不昇の症状が現れたと考えています。

そして、翌日以降いくら食べても満腹にならず。
まさに飢餓状態になり、その後、胃もたれがしばらく続きました(~_~;)

極端に行うことは反動も大きく、やはり何事もバランスだと再確認する良い機会となりました。

きっともうしません(笑)。

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